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BOE - 第10.5世代の液晶パネル生産工場建設へ

中国のディスプレイメーカーであるBOEテクノロジーが、安徽省合肥市に第10.5世代(2,940mm×3,370mm)の液晶パネル生産工場を建設することを発表しました。

シャープが2009年に稼動させた堺工場の第10世代(2,880mm×3,130mm)を超える基板サイズとなり、世界最大サイズのガラス基板を用いる工場になります。

総投資額は400億人民元(約7,700億円)です。2016年に建設を開始し、2018年に稼動を開始する予定です。基板投入能力は(稼動時期まで時間がありますから上下するかもしれませんが)、90,000枚/月が予定されています(堺ディスプレイプロダクトは72,000枚/月です)。

第1世代から着々とサイズを大きくしてきた液晶パネルのマザーガラスは、シャープの第10世代導入後進化を止めていましたが、6年ぶり、稼動開始予定年でなら9年ぶりに新しい世代へと進化することになります。

最近導入される世代は、第8.5世代(2,200mm×2,500mm)が多く(LTPSなら第6世代)、選択される主な理由にガラス基板の陸送の問題があります。大サイズのガラス基板をトラックなどで輸送するのが難しいためです。このため、第10世代を導入したシャープ堺工場では、ガラス基板の工場、カラーフィルタ工場、アレイ工程工場の全てが同一の場所にあり且つすべての工場が繋がっています。おそらく、BOEのこの工場も同様になると思われます。

第10世代は、60型、70型サイズの生産効率が高く、大型基板では主流世代である第8.5世代に比べると高いガラス基板利用率で生産することが可能です。なお、第8.5世代(に係わらずですが)では、MMG(Multi Model Glass)という異なるサイズの液晶パネルを同一ガラス基板に形成する生産方法が導入されているため、生産されるサイズは異なる事にはなりますが、ガラス基板利用率は上昇しています。

このBOEの第10.5世代が稼動した場合、堺ディスプレイプロダクトの第10世代の優位性が低下することになります。ただ、IGZOによる生産が可能になればアドバンテージは生まれる可能性はあります。年々、高画素数化、高フレームレート化が進んでおり、アモルファスシリコン-TFT(a-Si TFT)では力不足になっていますが、IGZOは高移動度のため対応が可能です。

しかし、BOEも酸化物半導体の技術は保有しており、第8.5世代のラインを稼動させているため(参照)、この技術が第10.5世代の製造ラインに導入されれば、優位性は低いかもしれません(このライン導入の話しが出始めたときからこの生産ラインは酸化物半導体に対応する、という話しはありました。公式ではありませんが)。

なお、BOEは同日に福州市(福建省)と第8.5世代工場建設に調印しています。基板投入能力は12万枚/月で、総投資額は300億人民元(約5,800億円)です。

ソース

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