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ジャパンディスプレイ - 高速応答可能な新液晶駆動方式を開発

ジャパンディスプレイが、高速応答可能な新液晶駆動方式を開発しました。

リリース文引用

低温でも動画がくっきり見える高速応答液晶ディスプレイを開発

- 広温度範囲でさらに高い視認性を確保 -

株式会社ジャパンディスプレイ(社長:大塚周一/以下、当社)は、広視野角、高コントラスト、色調変化が小さいといったIPSの長所はそのままで、応答速度を向上させる新しい駆動方式の液晶ディスプレイを開発しました。特に0℃以下の低温下では、約2~3倍※の改善が見込まれ、リアルタイムの正確な動画表示が求められる車載向け、カメラ向けなどの広い製品用途への適用が期待されます。

デジタルディスプレイが多様な用途に使用されるようになった現在、広い温度範囲で良好な表示が維持されることが求められています。液晶にはその特性として、極端な低温下では応答速度が落ち、残像が発生するという課題があります。今回開発したディスプレイは、応答速度の改善によって、低温環境下で残像が大幅に軽減されます。本開発品は、2015年度中の量産確立を目指します。

当社は、世界に新たな価値を産み出すディスプレイ、Live Interfaceの実現のために、様々な技術開発を続けてまいります。

このディスプレイは、10月29日から31日までパシフィコ横浜で開催される「Display Innovation 2014」にてご覧いただけます。

(以下略)


ジャパンディスプレイが、高速応答可能な新液晶駆動方式を開発しました。

「IPS方式の長所はそのままで」とあるので、横電界方式によるものと思われます。おそらくですが、電極配置はFFS方式のように電極を重ね、上部の電極が互い違いに配置されていると思われます。

この新駆動方式により、低温環境での応答速度を2-3倍改善することが可能のようです。リリース文での応答速度では-30度環境で60ms+35ms、25度環境で3.5ms+2.5msとなっています。通常のFFS方式やIPS方式に比べると速い応答速度が実現されています。

「液晶」とは、状態のことと、物質のことの双方を指します。 通常、物質は温度上昇により、結晶から液体そして気体に変化していきます。しかし、特殊な分子構造を持つ物質は、結晶から液体の間に液晶という状態が存在します。この液晶という状態はその名の通り、結晶と液体の双方の性質を持ちます。この性質を持つ物質のことをまとめて液晶と呼びますが、あくまでも液晶という状態を持つ物質の総称で、“液晶”という名の物質は存在しません。液晶は、自然界にものすごい数が存在します。イカ墨や涙も液晶です。

液晶はこのような性質を持つため、低温環境になると結晶になろうとします。このため、粘度が高くなり、応答速度が遅くなります。逆の発想で高温にすれば応答が速くなると思われるかもしれませんが、高温になれば液体になろうとし、粘度が低下します。実際応答速度は速くなりますが、電圧保持率が低下するため、液晶が勝手に応答してしまい(正確には次フレームの書き込み前に応答してしまい、当フレームを維持しない)フリッカなどが発生して表示が不安定になってしまいますが、フレームレートを上げればこの問題は少しだけ回避はできますが、高温環境では液晶が熱膨張してしまう問題も発生します。

低温環境で応答速度が速い駆動方式にOCB方式があります(詳しくはこちらから)。ジャパンディスプレイ(合併前の東芝モバイルディスプレイ)は、このOCB方式の量産経験がある数少ない企業なのですが、OCB方式は製造性が悪いため、この方式を使用するのかもしれません。

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