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韓国2社、テレビ用大型プラズマパネル生産終了へ

更新
2014年11月02日(日)

LG電子とサムスンSDIにおいてプラズマパネルの生産が終了します。

内容更新;LG電子がプラズマディスプレイ事業からの撤退を公式発表したため、内容を大幅に書き換えました。LG電子の製造ラインとサムスンSDIの製造ラインについて追記してあります。

初掲載日:2014年07月06日19時45分38秒

LG電子は、公式の発表の前に事業撤退が報道されましたが、2014年10月28日に事業撤退を公式発表を行い、2014年11月30日にプラズマパネル事業から撤退することを発表しました。

サムスンSDIは今年7月1日に合弁法人立ち上げを行い、この時の発表時に2014年11月30日にプラズマパネル事業から撤退することを発表しました。

LG電子

韓国の慶尚北道(けいしょうほくどう)亀尾市(くみし)に工場があります。

建設された工場は3つあり、建設順にA1ライン、A2ライン、A3ラインと呼称され、A3ラインのみ2本ラインが存在するため、A3-1、A3-2と分けられます。A1ラインは、第1期、第2期とし、A2ラインを第3期、A3ラインを第4期としています。

現在はA3ラインのみが製造中で、A1ライン、A2ラインは既に閉鎖されています。

A1ラインは2001年3月に稼動を開始し、2007年5月に生産を休止しました。1枚取りのラインであったため、早々に生産が終了しました。2008年10月21日にA1ラインを太陽電池生産ラインに転換することが発表され、同年11月から2010年12月まで約2,200億ウォンを投資して2ラインを新設しています。第1期は2010年第1四半期、第2期は2011年第1四半期の量産開始が予定され、各ラインは結晶型太陽電池を製造し、サイズは1m×1.6m、生産能力は52万枚/年、生産能力は120MWです。

A2ラインは2004年4月から稼動を開始し、2012年12月に生産を休止しました。4面取りラインとして構築されましたが、後に6面取りに切り替えられています。A1ライン閉鎖後は、50インチの生産を主に行なっていました。閉鎖後はA1ラインのように他事業への転換が検討されていましたが、現在でも休止工場となっています。

A3ラインは2005年9月から稼動を開始し、2014年11月31日を稼動を停止します。世界初の6面取りのラインです。ライン構築当初から8面取りを考慮したラインとなっていました。2007年6月にA3ラインを6面取りから8面取りにライン転換します。これはA1ライン停止により、42インチの生産量が月43万枚から36万枚に減少するため、月43万枚を維持するためです。A1ライン閉鎖後は、42インチと60インチの生産を主に行っていましたが、A2ラインが閉鎖される際に50インチが生産できるようにラインの切り替えが行なわれました。

サムスンSDI

韓国の忠清南道(ちゅうせいなんどう)天安市(ちょなんし)所在の天安事業所内と釜山広域市(ぷさんこういきし)所在の釜山事業所内に工場があります。

天安事業所にはP1ライン、P2ライン、P3ライン、釜山事業所のP4ラインがあります。Pを付けずに第1期、第2期という表記がされることもあります。サムスンSDIでは第1期ラインのみP1ラインと呼称し、その後のラインは2ライン、3ライン、4ラインとしています(ここでは分かりやすくするため、Pをつけます)。

現在はP2ライン以外が製造中で、P2ラインは閉鎖されています。

P1ラインは2002年に稼動を開始したラインです。2面取りラインです。主に58インチと63インチの生産されました。

P2ラインは2004年稼動を開始し、2008年12月に稼動を停止しました。3面取りラインです。唯一、閉鎖されたラインです。P1ラインより生産能力は勝りますが、P3、P4ラインと生産サイズが被るため、生産効率を上げるため閉鎖が行なわれました。主に42インチと52インチが生産されました。

P3ラインは2005年稼動を開始したラインです。4面取りラインとして構築されましたが、2006年3月に6面取りのラインに切り替えられています。主に42インチが生産されました。

P4ラインは2007年5月に稼動を開始したラインです。8面取りラインです。主に50インチが生産されました。


蛇足

韓国においてテレビ用大型プラズマパネルの生産が終了することになります。両会社とも関連企業に液晶パネルや有機ELパネルを製造している会社が存在しますので、先細りであるプラズマパネルの事業を継続する意義がなかったのでしょうね。

どうでもいいことですが、LG電子工場はA-xで、サムスンSDIはP-xです。PはPDP(プラズマディスプレイパネル)からと思われますが、Aはなんでしょうか?。LG電子はなぜPを使わなかったのかは、液晶パネル工場がP-xを使っているためです。混同を避けるためです。ちなみにサムスンの液晶工場はL-xで、おそらくLCD(液晶ディスプレイ)から取っていると思われます。

サムスンSDIの記述が少ないのは情報が少ないためです。LG電子の方は閉鎖とかで結構情報が出ていることが大きいです。サムスンSDIの方はあまり動きがなかったこともありますが、元々サムスン電子関連企業に言えることですが、工場については情報が出てきません。

LG電子のPDP工場がある亀尾市は、工場地帯が存在し、LG電子子会社で液晶パネルなどを生産しているLG Displayの工場もゴロゴロ(文字通り)あります。

不確かなのですが、上記航空写真の細長い建屋2本がA1とA2です。おそらく左がA1ラインで、右がA2ラインです。このまま南に向かうと…

A3ラインがあります。不確かですので、あまり当てにしないで下さい。これらPDP工場から東へ移動して大きな川を渡ると、LG Displayの工場群があります。

サムスンSDIの天安事業所は、その名の通り複数の工場があります。

釜山事業所も同様です。

記憶に新しいことですが、パナソニックは今年(2014年)3月末にプラズマパネル事業を終了しました。プラズマパネルの製造は2013年12月に終了しています。

中国においてはCOC Display Devicesというメーカーが製造を行なっています。韓国2社が製造を終了するとテレビ用では世界唯一になります。

初掲載日:2014年07月06日19時45分38秒

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