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ディスプレイ小話集の最新更新(2013/12/28)


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ディスプレイ用語集

更新
2013年08月03日(土)

ディスプレイの用語集です。

更新履歴

記号

用語集で使われている記号について。

液晶パネル
有機ELパネル
プラズマディスプレイパネル
ディスプレイ全般
タッチパネル
技術関係全般

索引

A B C D E F G H I  
J K L M N O P Q R  
S T U V W X Y Z    

あ行

アクティブマトリクス駆動【-くどう:Active Matrix Addressing

全てのドットにスイッチング用素子が設けられ、表示される駆動方式のこと。
スイッチング素子には主にTFTが用いられます。“Active Matrix”の頭文字を取って“AM”と呼ばれます。


アスペクト比【-比:Aspect Ratio

表示画面の幅と高さの比のこと。
1,920×1,080の場合、16:9になる。


アナログ抵抗膜方式【-ていこうまくほうしき:Analog Resistive Type

タッチパネル検出方式のひとつである抵抗膜方式で使用される検出方式のひとつ。
基本構造は抵抗膜方式と同じですが、構造により、4線式、8線式、5線式、7線式と複数に分けられます。

4線式は、上部か下部電極基板のどちらかにX軸を検出する電極があり、もう一方にY軸を検出する電極があります。
8線式は、4線式に設ける電極を2個に増やしたものです。
5線式は、下部電極基板にX軸とY軸の両方を検出する電極があり、上部電極基板は、電圧を検出するためだけに機能します。
7線式は、下部電極基板にダイオードが設置され、さらに電圧を印加するための2つの電極、電位をモニターする4つの電極があり、上部電極基板に電圧を検出する(タッチされた場所を検出する)ための電極がある構造をしています。電極数が7あるため、7線式と呼ばれ、ダイオードを使用するため、ダイオード式とも呼ばれます。


暗所コントラスト比【あんしょ-ひ:Dark-room Contrast Ratio

1lx以下の環境でのコントラスト比のこと。
通常、仕様に記載されるコントラスト比はこの暗所コントラスト比です。逆に明るい環境でのコントラスト比は明所コントラスト比といいます。


位相差板【いそうさばん:Retardation Film

光学的異方性を持つ高分子フィルムのこと。
液晶パネルや有機ELパネルで、視野角特性を改善するために使用されます。位相差フィルムとも呼ばれます。


色温度【いろおんど:Color Temperature

光の色を表現するために、その光の色度が一致する完全放射体の絶対温度のこと。
ディスプレイでは相関色温度が用いられます。かなり複雑なので、詳しく知るには大変な労力が必要になります。軽く知りたい場合はこちら


薄膜トランジスタ【うすまく-:Thin Film Transistor

薄膜で形成されたトランジスタのこと。
液晶パネル、有機ELパネルなどでは、各ドットにスイッチング素子として形成し、アクティブマトリクス駆動を可能にしています。


液晶【えきしょう:Liquid Crystal

液体(Liquid)と結晶(Crystal)の性質を両方持つ(液体と固体との中間)有機材料のこと。
液晶分子は、分子形状が棒状のため一定方向に向きやすく、適当な温度条件で液晶分子は規則的な方向に向きます。この液晶の流動性と光学特性を利用して作られているのが液晶ディスプレイです。


液晶ディスプレイ【えきしょう-:Liquid Crystal Display

液晶分子の性質を利用した表示装置(ディスプレイ)のこと。
英語表記の“Liquid Crystal Display”の頭文字を取って“LCD”といわれます。なお、“LCDディスプレイ”という使い方は間違いです。


液晶パネル【えきしょう-:Liquid Crystal Panel

液晶分子の性質を利用した表示装置のこと。
別の意味で、バックライトモジュールと駆動回路などを除いた、ガラス基板2枚と各種光学部材のみの状態のものを液晶パネルといいます。



応答時間【おうとうじかん:Response Time

光の透過率や反射率が所定値に達するまでの時間のこと。
応答速度と書かれることが多いですが、正確には応答時間といいます

液晶パネル、有機ELパネルで用いられます。
液晶パネルでは黒→白(もしくは白→黒)の応答時間、黒→白→黒(もしくは白→黒→白)の応答時間中間調(GtG)での応答時間で計測されます。

応答時間が短くなれば残像(動きぼやけ)は低減しますが、アクティブマトリクス駆動のパネル(TFT駆動の液晶パネル、TFT駆動の有機ELパネル)の場合、例え応答時間が0msになっても残像が完全になくなることはありません。詳細はこちら


応答速度【おうとうそくど】

応答時間の別名。

か行

開口率【かいこうりつ:aperture ratio

液晶パネル、有機ELパネルでは、1画素内で光が透過する領域の面積比率のこと。TFTや配線領域など含みません。
プラズマパネルでは、1セル内で、発光しない部分と発光する部分の比率のこと。


解像度【かいぞうど:Resolution

ディスプレイが表示できる能力のこと。
日本では画面のピクセル数をこの解像度ということが多いですが、厳密には間違いです。


階調【かいちょう:Gray Scale

輝度や濃淡の差のこと。または中間調の数のこと。
階調数が多いほどグラデーションが綺麗に表示されます。


画素【がそ:Pixel

ディスプレイが表示できる輝度と色度の全てを表示できる最小単位のこと。ピクセルともいいます。
通常、光の3原色であるRGB(Red:赤、Green:緑、Blue:青)3点のサブピクセルにより構成されます。最近ではW(White:白)やその他の色を加えたのもあります。


画素数【がそすう:number of pixel

表示領域内になる画素数のこと。


画素電極【がそでんきょく:Pixel Electrode

TFT液晶パネルで、液晶分子に駆動電圧を印加するための電極のこと。
各サブピクセル(ドット)に存在し、TFTを介してデータ信号線に接続されています。通常、透明導電膜(ITO:Indium Tin Oxide)で形成されます。


画素ピッチ【がそ-:Pixel Pitch

画素のサイズのこと。


ガラス基板【-きばん】

液晶パネルを構成する回路を作る基板のこと。
普通のガラスではなく特殊なガラスで、高い耐薬品性、耐熱性などが求めれます。通常、マザーガラス基板という大型な基板上に複数枚の液晶パネルの回路などを形成した後に切断して、1枚の液晶パネルを作っています。


カラーフィルター【Color Filter

液晶パネルや有機ELパネルなどではカラー表示する際に、光を着色するために使用するフィルターのこと。
液晶パネルや白色発光ベースの有機ELパネルでは、バックライト光と発光光には色が含まれていないため、カラーフィルターを用いて着色しています。表示される色域はカラーフィルターの純度に依存するため、純度を上げると色域は広がりますが、その分カラーフィルターが光を吸収します。

プラズマパネルでは、発光した光を選別するために用いられ、液晶パネルと有機ELパネルとは違い色を付けるのではなく、吸収するために用います。


輝度【きど:luminance

表示画面の単位面積当たりの明るさのこと。表示画面の明るさのこと。
単位は「cd/m2(カンデラ毎平方メートル)」が用いられます。他に明るさを表す単位にルーメンやルクスがありますが、ルーメンは光束(光源が放出する光の総量)、ルクスは照度(光源に照らされた面の明るさ)のことです。なお、カンデラ毎平方メートルとは別に“カンデラ”という光度を表す単位が存在するため、輝度を表す際は“毎平方メートル(/m2)”を抜いてはいけません。


共通電極【きょうつうでんきょく:Common Electrode

液晶パネルに使用される電極のこと。コモン電極ともいいます。
セグメント表示、パッシブマトリクス表示、アクティブマトリクス表示で意味が異なります。
セグメント表示では、セグメント電極に対向した電極のこと。パッシブマトリクス表示では、走査電極のこと。アクティブマトリクス表示では、TFTがあるドットすべてにある電極のこと。

アクティブアマトリクス表示では、画素電極が形成されるアレイ基板(TFT基板)と対向するアレイ基板(カラーフィルター側基板)に電極が形成されるため、対向電極とも呼ばれますが、対向基板に共通電極を設置しない表示方式(例:IPS方式FFS方式など)があるため、“対向”では御幣があるかもしれません。


コントラスト比【-ひ:Contrast Ratio

ディスプレイの明状態と暗状態の比のこと。
具体的には、ディスプレイを表示する際に与えるオン信号時とオフ信号時に表示される画面の輝度の比(最大値/最小値)です。暗室で計測される暗所コントラスト比が通常用いられます。


コモン電極【-でんきょく:Common Electrode

共通電極のこと。

さ行

視野角【しやかく:Viewing Angle

角度を付けて画面を見た時に、コントラスト比や色が異なって見える角度のこと。
仕様によく書かれている“視野角上下178度、左右178度(コントラスト比10:1)”は、画面を見る角度89度でコントラスト比10:1が確保できることを表しています。このため、色度の変化は含まれていません。
記載方法は、例えば89度や178度とありますが、89度は上下左右のどれか一方向の角度のこと、178度は上下か左右の合計角度のことです。全周囲方向を示す視野角図もあります。


スペーサー【Spacer

液晶パネルとプラズマパネルで用いられますが、2枚の基板とのギャップを一定に保つ役割をします。
液晶パネルでは、2枚のガラス基板に挟み込まれた液晶層の厚みを均一に保つ役割で設置されます。
プラズマパネルでは、2枚のガラス基板の間隔を均一に保つために設置されますが、通常はリブがこの役目です。


静電容量方式【せいでんようりょうほうしき:Capacitive Type

タッチパネルの検出方法のひとつ。
パネル表面に静電気で電界を作り、この静電気を導電物で吸い取ることにより、静電容量を変化させ、タッチ検出を行ないます。静電気を導電物に吸い取ることを結合というため、静電結合方式、静電容量結合方式という別名称があります。

静電容量方式は表面型投影型に分けられ、投影型はさらに自己容量型、相互容量型に分けられます。
静電容量方式でマルチタッチが実現可能なのは一部方式のみです。

検出方式 構造 マルチタッチ
静電容量方式 表面型 非対応(原理上不可)
投影型 自己容量型 限定対応(2点同時タッチが不可)
相互容量型 対応(10点以上の多点対応)

セグメント電極【-でんきょく:Segment Electrode

セグメント表示とパッシブマトリクス表示の液晶パネルで用いられる電極のこと。
セグメント表示では、文字や図形のパターン形状を構成する電極のこと。パッシブマトリクス表示では、データ電極(信号電極)のこと。


セル【cell

液晶パネルと有機ELパネルでは、駆動回路を除いた液晶パネル、有機ELパネルのこと。
プラズマパネルでは、発光する最小単位のことで、液晶パネルなどではサブピクセルに相当します。

た行

対向電極【たいこうでんきょく】

共通電極のこと。
セグメント表示では、セグメント電極に対向し、アクティブアマトリクス表示では、画素電極が形成されるアレイ基板(TFT基板)と対向するアレイ基板(カラーフィルター側基板)に電極が形成されるため、対向電極と呼ばれます。なお、アクティブアマトリクス表示では、対向基板に共通電極を設置しない表示方式(例:IPS方式FFS方式など)があります。


タッチセンサー【Touch Sensor

センサーに接続された機器をタッチ操作する際に、そのタッチを検出するセンサーのこと。
このセンサーをパネル状にしたものをタッチパネルといいます。


タッチパネル【Touch Panel

タッチセンサーをパネル化したもの。
画面に直接触れて操作できるため、特定デバイスが不要になり、操作が容易になります。


タッチパネル方式【-ほうしき:Touch Panel Type

タッチパネルで、タッチ操作を検出する方法のこと。
種類は複数あり、抵抗膜方式静電容量方式、光学方式、超音波方式、電磁誘導方式などがあります。


中間調【ちゅうかんちょう:Half Tone

最高輝度と最低輝度の間の輝度のこと。白から黒の間の色のこと。


抵抗膜方式【ていこうまくほうしき:Resistive Type

タッチパネルの検出方法のひとつ。
透明導電膜が2層ある構造をしており、この導電膜は通常接触せずに配置されます。タッチパネルを押した際に透明導電膜が接触し電気的抵抗が発生、この抵抗を検出することで、タッチ操作を可能にしています。

細分化すると、アナログ抵抗膜方式デジタル抵抗膜方式と分けられます。さらに、アナログ抵抗膜方式は、4線式、8線式、5線式、7線式に分けられます。
検出方法によりマルチタッチ検出が可能ですが、同時多点入力ができない、検出精度が低いです。

抵抗膜方式 アナログ抵抗膜 4線式
8線式
5線式
7線式
デジタル抵抗膜

デジタル抵抗膜方式【-ていこうまくほうしき:Digital Resistive Type

タッチパネル検出方式のひとつである抵抗膜方式で使用される検出方式のひとつ。
基本構造は抵抗膜方式と同じですが、上部、下部電極に電極線がマトリクス状に設けられており、限定的ながらマルチタッチに対応することが可能です。
電極線をマトリクス状に配置するため、マトリクス抵抗膜方式とも呼ばれます。


投影型静電容量方式【とうえいがたせいでんようりょうほうしき:Projected Capacitive Type

タッチパネル検出方式のひとつである静電容量方式で使用される検出方式のひとつ。
2枚の透明基板に透明電極をエッチングして、X軸、Y軸をそれぞれ設置する構造をしています。投射型静電容量方式とも呼ばれます。投影型静電容量方式は、自己容量検出方式と相互容量検出方式に分けられ、検出方法が異なります。両方ともマルチタッチには対応しますが、自己容量検出方式は、多点同時検出時の精度が低いです。

自己容量検出方式は、X軸、Y軸を独立して検出することにより、多点入力が可能ですが、多点同時検出時に誤検出する問題があります。まったく別のところを検出する場合があり、これを“ゴースト”、“ゴースト座標(ポイント)”、“ゴースト現象”などといいます。

相互容量検出方式は、X軸、Y軸のどちらかを送信、受信に分け検出することにより、同時多点入力(マルチタッチ)を可能にしています。多点対応は、処理部分の性能と電極の解像度に依存しますが、100点以上が可能です。静電容量方式では一番主流な方式です。


透過率【とうかりつ:Transmittance

透過型液晶パネルで、バックライトの光の輝度(入射光)と画面に表示される輝度(出射光)との比のこと。
数値が大きい程バックライトからの光源を有効に使用できていることを表しており、低消費電力になります。


導光板【どうこうばん:Light Guide Plate

バックライトから光を導く光学部材のこと。
導光板によりバックライト光を均一に拡散し、光むらを低減します。


透明電極【とうめいでんきょく:Transparent Electrode

光を透過する材料で形成された導電膜もしくは電極のこと。
透明導電膜【Transparent Conductive Layer】ともいいます。

な行

熱陰極管【ねついんきょくかん:Hot Cathode Fluorescent Tube

蛍光管の1つ。HCFTの略されます。
液晶パネルのバックライトに使用されます。


ノーマリ・ブラック【Normally Black

液晶パネルに対して、電圧を印加しない時に黒表示をし、印加した時にバックライト(反射型の場合は外光反射)からの入射光を透過させ、白表示をする表示のこと。
これを逆にしたものをノーマリ・ホワイトといいます。


ノーマリ・ホワイト【Normally White

液晶パネルに対して、電圧を印加しない時に白表示をし、印加した時にバックライト(反射型の場合は外光反射)からの入射光を遮蔽させ、黒表示をする表示のこと。
これを逆にしたものをノーマリ・ブラックといいます。

は行

配向処理【はいこうしょり】

液晶分子を配向(配列)させるための処理のこと。
配向膜をラビングでこする方法、構造物やスリットなどを用いてラビングレスで行なう方法、紫外線などの光を用いて行なう光配向などがあります。


配向分割【はいこうぶんかつ】

液晶分子の配向方向を複数にすること。
配向方向が1方向であることをシングルドメイン、複数あることをマルチドメインといいます。


配合膜【はいこうまく:Alignment Layer

液晶分子を一定方向に配列させるために基板表面に形成される膜のこと。
形成しただけでは、配向を安定されることができないため、配向処理を行ないます。


バックライト【Backlight

液晶パネルを表示させるために使用する光源のこと。
液晶分子は自発光しないため、その光を蛍光管やLEDなどで作り出します。バックライトは液晶パネル隅に配置されるエッジ型、直下に配置される直下型に分けられます。


発光ダイオード【はっこう-:Light Emitting Diode

2種類の半導体を接合した素子のこと。
電流を加えると発光します。一般的にはLEDと呼ばれます。液晶パネルのバックライトに使用されます。
有機ELパネルの発光素子は発光ダイオードです。なので、照明などに使用されるLEDの有機版が有機ELという訳ではありません。両者の発光概念は異なるため、LEDの有機版が有機ELではありません。


パッシブマトリクス駆動【-くどう:Passive Matrix Addressing

各画素(又はドット)にスイッチング用素子が無く、対応する走査電極線とデータ電極線に信号が直接印加され表示される駆動方式です。
“Passive Matrix”の頭文字を取って“PM”と呼ばれます。


反射型液晶ディスプレイ【はんしゃがたえきしょう-:Reflective LCD Display

バックライトを使用せず、外光を光源として表示する液晶ディスプレイのこと。
液晶パネル内に反射板を設置することにより、外光を反射させることで、光源として利用します。バックライトを使用しないため、低消費電力ですが、外光を光源に利用するため、色再現性が劣ります。

バックライトを利用して表示するのを透過型、透過型と反射型を組み合わせたのを半透過型といいます。


反射型プラズマパネルディスプレイ【はんしゃがた:Reflection Type PDP

背面板に蛍光体層を形成した構造のプラズマディスプレイのこと。
放電により励起(れいき)した蛍光面を直接見ることになります。この逆の構造を透過型プラズマパネルといいます。


ピクチャー・イン・ピクチャー【Picture In Picture

ディスプレイで用いられ、親画面(主画面)の上に子画面(補助画面)を表示する機能のこと。
“PinP”、“PIP”、“PiP”と略されることが多いです。


ピクチャー・アウト・ピクチャー【Picture Out Picture

ディスプレイで用いられ、親画面(主画面)の外側に子画面(補助画面)を表示する機能のこと。
“POP”、“PoP”と略されることが多いです。同じ略語の“ピクチャー・オーバー・ピクチャー”という別機能があります。


ピクチャー・オーバー・ピクチャー【Picture Over Picture

ディスプレイで用いられ、親画面(主画面)上に半透明の子画面(補助画面)を表示する機能のこと。
“POP”、“PoP”と略されることが多いです。同じ略語の“ピクチャー・アウト・ピクチャー”という別機能があります。


ピクチャー・バイ・ピクチャー【Picture By Picture

ディスプレイで用いられ、同一画面上に2つの画面を並べて表示する機能のこと。
“PbyP、“PbP”、“PBP”と略されることが多いです。テレビの2画面表示機能はこの機能のことです。


表面型静電容量方式【ひょうめんがたせいでんようりょうほうしき:Surface Capacitive Type

タッチパネル検出方式のひとつである静電容量方式で使用される検出方式のひとつ。
1枚の透明基板上に透明電極を設け、さらにその四隅に電極を設け、等電位の電圧を印加します。導電物がタッチセンサーに触れると導電物に電流が流れ、この電流量を計測することによりタッチ位置を検出します。
投影型静電容量方式に比べ大型化しやすいですが、マルチタッチには対応できません。


フリッカ【Flicker

画面のチラツキ(揺れ)のこと。輝度変化を目が感じることで、発生します。
15~20ms、周波数50~60Hzより長い周期で雑音信号が表示信号に混入したり、画面の明るさがその周期で変化した場合に発生します。


プラズマ・ディスプレイ・パネル【Plasma Display Panel

ガラス基板の間にガスを封入して、プラズマ放電による発光を利用して表示するディスプレイのこと。
“PDP”と略されたり、単にプラズマパネルと呼ばれます。


偏光板【へんこうばん:Polarizer

特定の偏光成分のみを透過させる光学部材のこと。
液晶パネルでは、液晶層を挟み込むように2枚設置されており、特定の偏光成分を透過させることで表示を行なっています。
有機ELパネルでは、外光反射を防ぐために、パネル表面に設置しています(設置してないパネルもあります)。

別の呼び名に偏光子(へんこうし)、偏光フィルター(へんこう)があります。

ま行

マトリクス抵抗膜方式【-ていこうまくほうしき:Matrix Resistive Type

デジタル抵抗膜方式の別名。

や行

焼付き【やきつき:Image Sticking

前表示が次の表示でも表示されている状態のこと。

ら行

ラビング【Rubbing

配向膜に配向性を持たせる為の処理のこと。
配向膜をラビング布で一方向に擦り、筋を付けることにより、配向性を持たせることが出来ます。


冷陰極管【れいいんきょくかん:Cold Cathode Fluorescent Tube 】

蛍光管の1つ。略してCCFLと呼ばれます。
液晶パネルのバックライトに使用されます。

わ行

A

ADSDS【Advanced Super Dimension Switch

BOE Technologyが開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
FFS方式を元にした技術だと思われます。


AD-PLS

サムスンディスプレイが開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
同社技術であるS-PLSを元に普及製品に適用する技術として開発されました。なお、詳しい技術や略前名称は不明です。


AFFS【Advanced Fringe Field Switching

BOE HYDIS Technology(現:Hydis)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
FFS方式を元に発展した技術ですが、FFS方式とは別方式として扱われるときがあります。


AH-IPS【Advanced High Performance In Plane Switching

LGディスプレイが開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
FFS方式を元にした技術で、高開口率、高透過率にする低消費電力化、広視野角を実現しています。AH3-IPSと呼ばれていたこともあります。


AHVA【Advanced Hyper Viewing Angle

AU Optronicsが開発した横電界方式の液晶パネルの名称。


A-MVA【Advanced Multi-domain Vertical Alignment

AU Optronicsが開発した垂直電界方式の液晶パネルの名称。
第1世代のA-MVA、第2世代A-MVA2、第2.5世代のA-MVA2+、第3世代のA-MVA3があります。
A-MVAの“A”は“Advanced”ですが、社名である“AUO”の“A”という意味もあります。


A-SFT【Advanced Super Fine Thin Film Transistor

NEC液晶テクノロジー(現:NLTテクノロジー)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
同社のSFTを発展させた技術です。


AS-IPS【Advanced Super In Plane Switching

日立製作所が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
同社が開発したS-IPSを発展させた技術です。S-IPSで使われていた不透明電極を透明化して透過率、開口率が改善されています。


ASV【Advanced Super View

シャープが開発した垂直電界方式の液晶パネルの名称。

B

C

CAAC-IGZO【C-Axis Aligned Crystal IGZO

インジウム(In)、ガリウム(Ga)、亜鉛(Zn)、酸素(O)で構成された酸化物半導体を、C軸に結晶化したもの。
C軸に垂直に結晶化するため、C-Axis Aligned Crystalといいます。2009年に半導体エネルギー研究所がCAAC構造を発見し、2012年にシャープと半導体エネルギー研究所が量産技術を確立しています。初の製品適用は、シャープが製造しドコモより発売された“SH-02E”で、シャープ天理工場にて製造されました。

通常のIGZOは、アモルファス状態ですが、特定の処理を加えることでC軸に結晶化することが可能になり、アモルファスIGZOに比べて高信頼性、高安定性を実現しています。


CCFL【Cold Cathode Fluorescent Tube

冷陰極管のこと。


cPVA/CPVA【Circular Patterned Vertical Alignment】

サムスン電子が開発した垂直電界方式の液晶パネルの名称。
同社技術であるS-PVAを元に普及製品に適用する技術として開発されました。

D

E

ELD【エレクトロ・ルミネンス・ディスプレイ:Electoro Luminescence Display

EL発光を利用して表示するディスプレイのこと。
材料に炭素分子がないものを無機EL、炭素分子があるもの(有機化合物)を有機ELといいます。

F

FFS方式【Fringe Field Switching
液晶分子が基板に対して平行に配向される液晶方式のこと。
IPS方式と同じく液晶分子が基板に対して平行に配向されますが、電極配置が異なり、IPS方式より高開口率、高透過率です。
FFSの構造のIBM社のYang氏により開発され、FFS方式は現代電子産業(現:Hydis)の開発です。

G

G to G / GTG【Gray to Gray

応答時間を計測する際に使用される基準です。
中間調から中間調への応答時間のことで、通常は特定階調間の平均時間を表します。

H

HCFD【Hot Cathode Fluorescent Tube

熱陰極管のこと。

I

IGZO

インジウム(In)、ガリウム(Ga)、亜鉛(Zn)、酸素(O)で構成された酸化物半導体のこと。
In-Ga-Zn-Oの頭文字を取ってIGZOと呼ばれます。TFTに使用されます。
低温ポリシリコンのような高い電子移動度を持っていませんが、アモルファスシリコンTFTよりは速く、また製造もアモルファスシリコンTFTと同じ低温プロセスで可能のため、大基板での製造が容易です。

開発は東京工業大学の細野氏、神谷氏により行なわれ、特許は科学技術振興機構(JST)が保有しています。なお、日本におけるIGZOの商標はシャープが保有しています。

通常はアモルファス状態ですが、結晶化したIGZOも実用化され、シャープと半導体エネルギー研究所により“CAAC-IGZO”が実用化されています。


IPS方式【In Plane Switching

液晶分子が基板に対して平行に配向される液晶方式のこと。
横電界方式ともいい、原理的に広視野角のため、横から見ても色の変化は少ないのが特徴です。
実用化は日立製作所ディスプレイ部門(現ジャパンディスプレイ)と日立研究所で、技術提唱はBauer氏らによって行なわれました。

詳しくは日立IPS方式を参照してください。


IPS-Pro【In Plane Switching Provectus
日立ディスプレイズ(現ジャパンディスプレイ)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
FFS方式を採用し、広視野角、高開口率、高透過率を実現した技術。名称に使われている“Provectus”は、ラテン語で、革新、イノベーションなどの意味です。
この技術を使用したテレビ用パネルは、IPSαと呼ばれます。
IPS-Pro-Prollezza【In Plane Switching Provectus Prollezza

日立ディスプレイズ(現ジャパンディスプレイ)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
IPS-Pro技術をモバイル向けパネル用に最適化した技術です。

“Prollezza”は“プロレッツァ”と読み、“Progress(進歩、発展)”とイタリア語の“Bellezza(美)”を組み合わせた造語です。


IPSα【In Plane Switching α

日立ディスプレイズ(現ジャパンディスプレイ)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
日立ディスプレイズが開発したIPS-Pro現在は、パナソニック液晶ディスプレイが製造しています。元になっている技術はIPS-Proで、テレビ用液晶パネルの名称として新たに名付けられました。

J

K

L

LC【Liquid Crystal

液晶のこと。


LCD【Liquid Crystal Display

液晶ディスプレイのこと。


LED【Light Emitting Diode

発光ダイオードのこと。


LTPS【Low Temperature Poly Silicon

低温ポリシコンのこと。
アモルファスシリコンにアニール処理などを加えることで多結晶化することで、高い電子移動度を持つようになります。反面、製造するためには複数の工程が必要でコストが高いです。


LVDS【Low Voltage Differential Signaling

インターフェース技術TIA/EIA644規格(米国電子通信工業会)で標準化された小振幅インターフェースのこと。

M

MVA【Multi-domain Vertical Alignment

VA方式で配向方向を複数にし、視野角特性を改善した液晶パネルのこと。


MVA Premium【Multi-domain Vertical Alignment Premium
富士通が開発した縦電界方式の液晶パネルの名称。
AUOと技術提携が行なわれ、AUOでP-MVAとして製造されています。

N

O

OCB方式【Optically Compensated Bend

液晶分子がベンド配向を取る液晶表示方式のこと。
応答時間が他液晶表示方式に比べて早く、白→黒では1msを切り、黒→白→黒では2msから3ms程度です。


OLED【Organic Light Emitting Diode

有機ELのこと。

P

PDP【Plasma Display Panel

プラズマディスプレイパネルのこと。


Pixel Eyes【ピクセルアイズ】

ソニーモバイルディスプレイが開発したタッチパネル内蔵型ディスプレイの技術の名称。
多点対応の静電容量方式タッチセンサを液晶パネルセル内に内蔵する技術です。カラーフィルタ基板表面のITO膜とTFT基板上の共通電極を用いて検出を行います。


PLS【Plane to Line Switching

サムスンモバイルディスプレイ(現:サムスンディスプレイ)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
FFS方式を元にした技術で、高開口率、高透過率にする低消費電力化、広視野角を実現しています。


P-MVA【Premium Multi-domain Vertical Alignment

AU Optronicsが製造している縦電界方式の液晶パネルの名称。
元技術は富士通が開発したMVA Premiumです。


ppi【Pixel Per Inch】

1インチ当たりのピクセル数のこと。


PVA【Patterned Vertical Alignment】

サムスン電子が開発した垂直電界方式の液晶パネルの名称。

Q

R

S

SA-SFT【Super Advanced Super Fine Thin Film Transistor

NEC液晶テクノロジー(現:NLTテクノロジー)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
同社のA-SFTを発展させた技術です。


SFT【Super Fine Thin Film Transistor

NEC液晶テクノロジー(現:NLTテクノロジー)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。


S-IPS【Super In-Plane Switching

日立製作所が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
同社が開発したS-TFTを発展させた技術です。S-TFTはシングルドメインでしたが、S-IPSではデュアルドメイン化され、広視野角化されました。


Soludina【ソルディナ】

東芝モバイルディスプレイ(現:ジャパンディスプレイ)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
上下左右176度の視野角を実現しています。横電界を加えて液晶分子を駆動される方式ですが、IPS方式やFFS方式とは異なる構造をしています。


S-PLS【Super Plane to Line Switching

サムスンモバイルディスプレイ(現:サムスンディスプレイ)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
同社のPLS技術を発展させた技術です。


S-PVA【Super Patterned Vertical Alignment

サムスン電子が開発した垂直電界方式の液晶パネルの名称。
同社のPVA技術を発展させた技術です。


STE【Super Top Emission】

Super Top Emissionのこと。


S-TFT【Super-Thin Film Transistor

日立製作所が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
初めて実用化されたIPS方式の液晶パネルです。


Super Top Emission【スーパートップエミッション】

ソニーが開発した有機EL素子構造の名称。
有機EL素子のEL層の厚みをRGB各色で変え、各色の波長が光路長と合致する厚みにして、色純度を向上させています。

T

TFT【Thin Film Transistor

薄膜で形成された薄膜トランジスタのこと。


TN【Twisted Nematic

液晶分子が90度ねじれ配向されている液晶モードのこと。

U

UA-SFT【Ultra Advanced Super Fine Thin Film Transistor

NEC液晶テクノロジー(現:NLTテクノロジー)が開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
同社のSA-SFTを発展させた技術です。


UV2A【Ultra-violet induced multi-domain Vertical Alignment

シャープが開発した垂直電界方式の液晶パネルの名称。
世界で初めて量産された光配向型MVA方式の液晶パネルで、高コントラスト比、高透過率、高開口率、高速応答時間を実現しています。

V

VA【Vertical Alignment

液晶分子が垂直に配向される液晶方式のこと。


Vistarich【びすたりっち】

三洋エプソンが開発した横電界方式の液晶パネルの名称。
FFS方式の液晶パネルで、FFS方式を開発したHydisからFFSを改良したAFFS(Advanced FFS)技術のラインセンスを受けて開発されました。上下左右の視野角が広く、視野角89度で100:1の高いコントラスト比を実現しています。

三洋エプソンは後にセイコーエプソン→ソニーモバイルディスプレイ→ジャパンディスプレイウェスト→ジャパンディスプレイになっています。

W

White Magic【ホワイトマジック】

ソニーモバイルディスプレイが開発した画素構成技術の名称。
従来の1画素を構成するRGB(赤、緑、青)ドットにW(白)ドットを加えることで、消費電力を従来の約半分にする技術です。ただ単にWを加えるだけでは画質の劣化が発生するため、入力信号画像を解析し、劣化が無い表示を行っています。

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