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Xperia Z(SO-02E)の液晶パネル性能測定

更新
2013年12月08日(日)

ドコモより販売されたXperia Z(SO-02E)の液晶パネル性能測定を行ないました。
キャリブレータ“i1 Display Pro”を用いて測定しています。

はじめに

今回、aremizu(ARETiK Blog 5.0)さんからXperia Zをお借りすることができました。
測定データについては持ち主さんに提示してあり、レビュー記事が投稿されていますが、このブログでも考察付きで掲載します。

一部比較において、ほぼ同時期にauから発売されたHTC製の“HTC J butterfly”を用いています。
たまたま私が所有しており、過去に当ブログで同じような測定を行ない記事にしているためで、別に優越を決めるためではありません。あくまで比較として用います。

こちらの記事は、データを基にした客観的な考証を行ないます。
主観的な記事を当ブログ別館にて同時公開しています。技術的な部分が多いですし、特に説明をしていないので、気になる人だけご覧下さい。【Xperia Zの液晶パネル性能測定の裏話

xperia_z-7.jpg
▲ほぼ同時期に発売されたHTC J butterflyと

液晶パネル/表示品質

5型、Full-HD(1,920×1,080)の液晶パネルを搭載しています。精細度は443ppiとなるため、厳密なサイズは4.97型となります。
液晶方式は非公開ですが、間違いなくVA方式Vertical Alignmentの略。原理上コントラスト比が高い。[1]の視野角特性を改善したMVA方式VA方式のドメイン数を増やすことで視野角特性を改善した方式のこと[2]の液晶パネルです。

製造は、ジャパンディスプレイセントラル前身は東芝モバイルディスプレイ。現在のジャパンディスプレイ[3]が行なっており、一部個体(海外向け)にシャープ製の液晶が搭載されているようです。今回計測に使用した液晶パネルは、画素構造からジャパンディスプレイセントラル製だと思われます掲載記事の画素構造から。詳しくは注釈へ[4]

xperia_z-8.jpg 
▲Xperia ZとHTC J butterfly

これどちらがXperia Zか分かりますかね?
答えは上なのですが、画質については次項目で触れます。

xperia_z-10.jpg
▲白黒画像表示

詳しくは後述しますが、コントラスト比が低いため、黒浮きバックライト光が漏れ、黒表示が白っぽくなって浮いている状態[5]が目立ちます。

モバイルブラビアエンジン2

ソニーのHPから説明を引用すると

映像の明るさの分布をリアルタイムで解析し、適切にコントラストを調整することで、より美しい映像を楽しめます。また、カラーマネジメントが進化し、人の肌は自然な肌色をキープしつつビビッドな色彩はあざやかに、くっきりと、各部分に最適なコントロールをかけられるようになりました。

とのこと。※以下一部でモバイルブラビアエンジン2を“MBE2”と略称表記します。

モバイルブラビアエンジン2無効時と有効時ではかなり違いがでます。
測定値は大きく異なると予想していましたが、案の定かなり異なり、私のような規格上の数値が好きな人間からすれば、あまり良く無い方向へ補正されています。

xperia_z-9.jpg
▲モバイルブラビアエンジン2無効時と有効時の表示比較

モバイルブラビアエンジン2有効時の画面を良く見ると、表示が破綻している部分があります。
顕著なのは画面下の青リンゴで、絵の具で色を塗った様になっていることが分かります。

前項目“表示品質”で掲載したHTC J butterflyとの比較画像でも当然ながら破綻を確認することができます。この比較の時のXperia Zでもモバイルブラビアエンジン2が有効になっています。HTC J butterflyでは、同じ部分の破綻は見られません(Xperia Zのモバイルブラビアエンジン2無効時、HTC J butterflyでも絵の具で塗った様な部分が小さくありますが、元画像からある“光の反射”ですので、表示破綻ではありません)。

輝度

画面の明るさのことで、単位には“cd/m2”を用います。
屋外から屋内と多様な環境で使用するモバイル機器ですから、調光範囲は広いことに越したことはありません。

調光範囲は広く、最高輝度は401cd/m2、最低輝度は19cd/m2です。

xperia_z-4.jpg
▲モバイルブラビアエンジン2無効時の輝度値

測定していて気が付きましたが、本体温度により輝度値が変わるようです。
ですので、計測した範囲での最大輝度は401cd/m2ですが、おそらく条件によってはこれ以上を計測すると思われます。

上記グラフ(画像)で分かるように、かなり極端な輝度設定が行なわれているようです。輝度設定100%(401cd/m2)から輝度設定75%(170cd/m2)という狭い範囲内でかなり輝度が低下します。さらに輝度設定50%では1/10程度に輝度が下がっています。逆に輝度設定50%以下は緩やかで、違う%でも同じ輝度を計測しました。詳しくは「補足データ項“輝度”」へ。

図示せず下記表に記載しましたが、モバイルブラビアエンジン2を有効にすると輝度が少し下がるようです。この輝度低下は白輝度白画面を表示した時の輝度。最高輝度のこと[6]のみ発生し、黒輝度黒画面を表示した時の輝度。最低輝度のこと。[7]は変化しません。これについては次項目の“コントラスト比”を参照して下さい。

輝度値 MBE2無効時 MBE2有効時
0% 19cd/m2 19cd/m2
25% 30cd/m2 30cd/m2
50% 49cd/m2 48cd/m2
75% 170cd/m2 169cd/m2
80% 207cd/m2 205cd/m2
90% 292cd/m2 285cd/m2
100% 401cd/m2 389cd/m2

コントラスト比

Xperia Zは、VA方式Vertical Alignmentの略。原理上コントラスト比が高い。[1]の視野角特性を改善したMVA方式VA方式のドメイン数を増やすことで視野角特性を改善した方式のこと[2]の液晶パネルが搭載されています。

前情報としてコントラスト比が低いことは知っていましたが、MVA方式ですので、少なくとも1,000:1ぐらいのコントラスト比はあるだろうと思っていました。


▲モバイルブラビアエンジン2無効時のコントラスト比

現実は700台とかなり低く、最近のIPS方式In-Plane Switchingの略。広視野角が特徴。[8]FFS方式Fringe Field Switchingの略。IPS方式を改良した液晶方式。[9])の方が高いぐらいです。(HTC J butterflyのコントラスト比についてはこちらから。)

フラッグシップ端末とは思えないぐらいです。コントラスト比は3DS LL(同じくMVA方式)の方が高いぐらいです。3DS LLについて(測定はしてません)は当ブログ別館記事で軽く記事にしています。

上記のグラフおよび表はモバイルブラビアエンジン2が無効時のコントラスト比です。
モバイルブラビアエンジン2を有効にするとコントラスト比はさらに下がります。これはモバイルブラビアエンジン2を有効にすると白輝度(最高輝度)が下がりますが、黒輝度(最小輝度)は無効時と有効時と同じためです。必然的にコントラスト比は低下します。

輝度値 MBE2無効時 MBE2有効時
0% 721:1 700:1
25% 740:1 716:1
50% 754:1 740:1
75% 772:1 747:1
100% 765:1 719:1

他計測データは「補足データ項“コントラスト比”」へ。

色温度

人の好みが分かれる部分です。
色温度を完璧に説明できる人は、その筋以外の人ではほとんどいないと思います。5割の説明でもほとんどいないと思います。1割程度は当ブログでも触れているので、興味のある方は当ブログ記事“色温度”をご覧下さい。

簡単に説明すれば、数値が低いほど赤味が強く、数値が高いほど青味が強くなります。

xperia_z-5.jpg
▲モバイルブラビアエンジン2無効時の相関色温度

xperia_z-6.jpg
▲モバイルブラビアエンジン2有効時の相関色温度

モバイルブラビアエンジン2無効時でも有効時でもかなり寒色(青が強い)よりの設定です。実際、白表示含めかなり青味が強いです。
ホワイトバランスにより、色温度を調整することは可能ですが、正確な調整は測定器(キャリブレータ)ないと難しいと思います。

輝度値 MBE2無効時 MBE2有効時
0% 8013K 7833K
25% 8030K 7878K
50% 8041K 7947K
75% 8157K 8050K
100% 8288K 8259K

モバイルブラビアエンジン2無効時、有効時ともに色温度は個体差があるため、全個体がこのような色温度ではないと思います。 海外向けモデルでは6500Kに近い設定にされています。日本では寒色が好まれるため、このような設定になっているのかもしれません。

他計測データは「補足データ項“色温度”」へ。

黒体軌跡

詳しい説明をすると大変ですので、簡単には当ブログ記事“色温度”をご覧下さい。

黒体軌跡からの偏差(色差/ズレ)が一般的にいう“色温度”のことで、正確には“相関色温度”といいます。
黒体軌跡は正確に一致しているのが色温度です。偏差が少ないほど黒体軌跡に近いということですので、正確な色温度と近いということになります。

相関色温度は、黒体軌跡からの偏差0.02以内とされています(下画像は偏差0.01まで表記してあります)。


▲モバイルブラビアエンジン2無効時の黒体軌跡からの偏差(CIE1960 UCS表色系uv色度図)

赤点がXperia Zの相関色温度です。
Xperia Zの黒体軌跡からの偏差は約0.002です。なお、モバイルブラビアエンジン2無効時、輝度100%時の測定値です。

グレースケール

特定のグレー(灰色)を表示した際の色温度を測定します。この際の数値が白表示時の色温度と差が無いことが理想です。
数値に大きな差が出ると特定色で色付きが発生したりし、暗い画像から明るい画像での“色の差”を感じることになり、白が黄色く見えたりします。

“モバイルブラビアエンジン2”無効時

xperia_z-2.jpg
▲モバイルブラビアエンジン2無効時のグレースケール

お世辞にも良い数値とはいません。
どのような液晶パネルも暗い色(ここでは10%が暗いグレー)は数値が“落ち着かない測定値が一定ではなく上下します[10]ため、かなり幅が出るのですが、Xperia Zのはかなり“落ち着き”がありません。1000K-2000K上下します。

HTL21の測定でも同じように落ち着きがありませんでしたが、1000Kも上下しませんでした。200-300K程度です(再度確認しました)。

“モバイルブラビアエンジン2”有効時

xperia_z-3.jpg
▲モバイルブラビアエンジン2有効時のグレースケール

無効時と同じく、良い数値ではありません。


暗いグレーが明るいグレーに比べて高い色温度のため、明るい画像から暗い画像を短時間で見ると白の青味が強いとはあまり感じませんが、白だけを見ていると6500Kに慣れている身としては青味を強く感じます。数値上もそうですから当たり前ですが。

グレースケール MBE2無効時 MBE2有効時
10% 10894K 9196K
20% 9210K 10237K
30% 8390K 9455K
40% 8385K 8354K
50% 7767K 8069K
60% 7545K 7706K
70% 7565K 7504K
80% 7988K 7731K
90% 8017K 8014K

他計測データは「補足データ項“グレースケール”」へ。

ガンマ値

数値は好みですので一概にどれが良いというのはありませんが、Windowsは2.2、DTPなどでは1.8が使われています。数値が大きい程、色が強く出ます。

モバイルブラビアエンジン2無効時は2.14-2.17、モバイルブラビアエンジン2有効時は2.60-2.62です。
モバイルブラビアエンジン2を有効にするとかなり色が濃くなるので、納得のガンマ値です。

色域

ディスプレイが表示できる色の幅のことです。最大表示色数とは別です。
先代機“Xperia GX”ではNTSC比100%という広色域パネルが使用されましたが、Xperia Zでは色域については非公開です。

色域は中途半端に広いと逆に表示品質を悪化させます。理想はAdobeRGBで100%(もしくはNTSCで100%)か、sRGBで100%です。

モバイルブラビアエンジン2有効時と無効時では色域が異なります。どうやら色域制限ではありませんが、液晶パネルの駆動に制限が設けられているようです。

“モバイルブラビアエンジン2”無効時

xperia_z-13.jpg
▲Xperia Zのみの色域(CIE1931 xy色度図)

xperia_z-14.jpg
▲Xperia Zの色域とsRGBとの比較(CIE1931 xy色度図)

灰色の線がXperia Zの色域で赤点が白色点(色温度)、灰色で塗りつぶされているのが、sRGBの色空間、青点が白色点(色温度)です。

xperia_z-15.jpg
▲Xperia Zの色域とAdobeRGBとの比較(CIE1931 xy色度図)

灰色の線がXperia Zの色域で赤点が白色点(色温度)、灰色で塗りつぶされているのが、sRGBの色空間、青点が白色点(色温度)です。

xperia_z-16.jpg
▲Xperia Zの色域とNTSCとの比較(CIE1931 xy色度図)

灰色の線がXperia Zの色域で赤点が白色点(色温度)、灰色で塗りつぶされているのが、sRGBの色空間、青点が白色点(色温度)です。


sRGBのカバー率は約99.7%(CIE1931色度図基準))とほぼカバーといっても良いとも思いますが、sRGB比は約120.1%と“過剰”です。
NTSCやAdobeRGBをカバーする色域なら、この過剰も問題ありませんが、そうではありません。AdobeRGBのカバー率は約84.6%、比は約89.1%、NTSCはカバー率が約79.6%、比が約85.1%です。

“モバイルブラビアエンジン2”有効時

xperia_z-17.jpg
▲Xperia Zのみの色域(CIE1931 xy色度図)。

xperia_z-18.jpg
▲Xperia Zの色域とsRGBとの比較(CIE1931 xy色度図)

灰色の線がXperia Zの色域で赤点が白色点(色温度)、灰色で塗りつぶされているのが、sRGBの色空間、青点が白色点(色温度)です。

xperia_z-19.jpg
▲Xperia Zの色域とAdobeRGBとの比較(CIE1931 xy色度図)

灰色の線がXperia Zの色域で赤点が白色点(色温度)、灰色で塗りつぶされているのが、sRGBの色空間、青点が白色点(色温度)です。

xperia_z-20.jpg
▲Xperia Zの色域とNTSCとの比較(CIE1931 xy色度図)

灰色の線がXperia Zの色域で赤点が白色点(色温度)、灰色で塗りつぶされているのが、sRGBの色空間、青点が白色点(色温度)です。


sRGBのカバー率は約99.6%、sRGB比は約119.9%と無効時に比べると少しだけ色域が少ないことが分かります。
AdobeRGBのカバー率は約83.9%、比は約88.9%、NTSCはカバー率が約79.1%、比が約84.9%です。


色域制限自体は少しの範囲です。なぜこのような制限があるのかは不明です。

色規格 MBE2無効時 MBE2有効時
sRGB 約120.1% 約119.9%
カバー率 約99.7% 約99.6%
AdobeRGB 約89.1% 約88.9%
カバー率 約84.6% 約83.9%
NTSC 約85.1% 約84.9%
カバー率 約79.6% 約79.1%

3次元での色域比較画像(モバイルブラビアエンジン2無効時のみ)は「補足データ項“色域”」へ。

視野角

液晶パネルにはVA方式Vertical Alignmentの略。原理上コントラスト比が高い。[1]の視野角特性を改善したMVA方式VA方式のドメイン数を増やすことで視野角特性を改善した方式のこと[2]が搭載されていますが、あまり広くはありません。

xperia_z-11.jpg
▲視野角

かなり浅い角度で撮影していますが、色が抜けて白っぽくなっています。

タッチパネル

Xperia Zにはカバーガラス一体型タッチパネルが搭載されています。

従来のタッチパネル搭載液晶パネルは、タッチセンサーをだけを形成したタッチパネルを液晶パネルの上に設けて、さらにカバーガラス(保護ガラス)を上に乗せる構造をしています。

カバーガラス一体型タッチパネルは、タッチセンサーをカバーガラスの裏側に形成することで、別にタッチパネルを搭載する必要がありません。

利点としては別にタッチパネルを設けないので光透過率が良い、カバーガラス表面からタッチセンサーまでの距離が近いというのがあります。欠点としてカバーガラスが割れる、ヒビが入るとタッチセンサーの電極が切断されタッチ操作ができなくなる、ノイズ処理が複雑になる、製造性があまり良くないなどがあります。

ソニーでは“Direct Touch”という名称で呼んでいますが、一般的にはOGS(One Glass Solution)技術と呼ばれています(OGSも一部メーカーの名称なのですが)。

Xperia Zに光を当て確認すると、タッチセンサーの電極を見ることができます。
漢字の“王”に似た部分と、縦横(X、Y方向)の電極が確認することができます。“王”の方は電極ではなく、絶縁層かもしれません。

このタッチセンサーで気になった部分は、画面に光を当てると反射している電極があることです。

xperia_z-24.jpg
▲タッチセンサー層での反射

画像のようにかなり強い反射をします。
おそらく、縦と横方向の電極が交わる部分で、縦か横方向のどちらか(おそらく横方向)の電極のジャンパ線だと思われます。
縦、横、“王”の電極には、透明導電材(おそらくITO)が使用されていると思われますが、ジャンパ線は反射があることから金属が使用されていると思われます。ジャンパ線もITOなどの透明部材で形成することはできますが、コストの問題か製造の問題で金属が使用されていると思われます。

追記;2013/11/08

コメントにて「ブリッジのITOとレジスト(絶縁層)の反射では」との指摘を受けました。
反射光が重なり増幅されたため、反射している可能性もあります。

ジャンパ線の上下/左右に走っている薄い線はタッチパネル電極の配線です。あと、複数ある点はドットです。

ホワイトバランス

Xperia Zにはホワイトバランスを調整する機能があります。
この機能で色温度を所定もしくは好みにすることはできますが、調整できる範囲が限られているため、完璧に合わせることは難しいです。

今回お借りした個体はかなり寒色よりでしたが、代表的なD50(5002K/x:0.346,y:0.358)、D55(5501K/x:0.332,y:0.347)、D65(6502K/x:0.313,y:0.329)、D75(7506K/x:0.299,y:0.315)、7000K(x:0.306,y:0.322)という色温度に近づけることはできました。ただ、測定器(キャリブレータ)が無いと設定は難しいと思います。

今回お借りした個体での数値にはなりますが、設定値と測定値を記載しておきます。なお、100%輝度での測定です。

基準値 測定色温度 設定彩度 設定色相
D50(5002K) 5003K 29.4 40
D55(5501K) 5542K 21.9 40
D65(6502K) 6494K 10.5 45
D75(7506K) 7502K 6 85
7000K 6940K 8.4 55

当然ながら個体差があるため、全個体でこの数値を設定すればこの色温度になる訳ではありません。

液晶保護フィルムが貼ってあると材質にもよりますが、色温度が100-200K程度下がります。また、輝度設定を下げるのも同様です。これらの場合は、彩度を少し下げると所定の色温度に近づきます。

補足データ

輝度

全%における輝度値。なお、モバイルブラビアエンジン2無効時のみです。

(cd/m2) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
1-10 19 19 19 19 19 19 19 19 20 20
11-20 22 22 22 24 24 25 25 25 27 27
21-30 28 28 30 30 30 32 32 33 33 35
31-40 35 36 37 37 38 38 40 40 40 41
41-50 42 43 43 45 45 45 47 47 49 49
51-60 50 50 52 52 59 59 67 69 79 79
61-70 82 88 94 99 105 112 117 123 128 134
71-80 142 148 154 162 170 176 185 192 201 207
81-90 213 221 230 239 247 257 264 277 287 292
91-100 302 312 325 331 341 355 366 378 389 401

コントラスト比

輝度値 MBE2無効時 MBE2有効時
0% 721:1 700:1
10% 726:1 708:1
20% 741:1 714:1
30% 745:1 714:1
40% 751:1 732:1
50% 754:1 740:1
60% 772:1 741:1
70% 774:1 747:1
80% 760:1 744:1
90% 761:1 724:1
100% 765:1 719:1

色温度

輝度値 MBE2無効時 MBE2有効時
0% 8013K 7833K
10% 8013K 7841K
20% 8006K 7863K
30% 8017K 7879K
40% 8021K 7896K
50% 8041K 7947K
60% 8080K 8002K
70% 8132K 7980K
80% 8184K 8090K
90% 8248K 8174K
100% 8288K 8259K

グレースケール

“モバイルブラビアエンジン2”無効時

輝度値\GS 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%
0 9773 8614 7888 7932 7389 7189 7204 7559 7584
10 9923 8709 7885 7907 7385 7201 7205 7540 7562
20 9803 8645 7908 7863 7313 7177 7197 7549 7574
30 10038 8561 7929 7923 7440 7203 7219 7569 7601
40 10012 8648 7956 7956 7416 7217 7238 7584 7613
50 10150 8728 8080 7998 7433 7234 7260 7601 7629
60 10291 8731 8018 8004 7459 7259 7273 7634 7655
70 10354 8832 8093 8083 7519 7312 7326 7703 7730
80 10478 8967 8154 8149 7576 7365 7385 7776 7793
90 10905 9070 8282 8275 7676 7454 7464 7863 7840
100 10914 8234 8400 8386 7755 7525 7534 7945 7960

“モバイルブラビアエンジン2”有効時

輝度値\GS 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%
0 8623 9448 8697 7918 7671 7358 7171 7363 7582
10 8970 9417 8810 7802 7656 7357 7179 7375 7612
20 8492 9226 8846 7880 7670 7339 7161 7332 7573
30 8545 9437 8846 7935 7684 7364 7186 7379 7609
40 8712 9589 7909 7945 7690 7370 7178 7390 7621
50 9068 9570 8874 7984 7733 7404 7214 7405 7639
60 8859 9648 8958 8004 7761 7434 7249 7451 7704
70 8847 9744 9080 8085 7812 7476 7285 7484 7719
80 8943 9868 9171 8162 7893 7552 7356 7572 7833
90 9153 10052 9323 8243 7958 7610 7412 7635 7908
100 9220 10222 9448 8375 8091 7729 7530 7758 8036

色域

モバイルブラビアエンジン2無効時のみです。

xperia_z-21.jpg
sRGBとの比較。
白線がsRGB、色が付いているのが、Xperia Zの色域です。

xperia_z-22.jpg
AdobeRGBとの比較。
白線がsRGB、色が付いているのが、Xperia Zの色域です。

xperia_z-23.jpg
NTSCとの比較。
白線がsRGB、色が付いているのが、Xperia Zの色域です。

測定に使用したもの

  • Xperia Z(借り物)
  • HTC J butterfly(私物)
  • キャリブレータ(測定器):X-Rite社製:i1 Display Pro
  • 測定ソフト:i1 Profiler / HCFR
  • 色度図作成ソフト:ColorAC
  • カメラ:リコーCX6
  • 拡大鏡:その辺の
  • 測定中のお供(暇つぶし):這いよれ!ニャル子さん / フルメタル・パニック!アナザー

注釈

  1. Vertical Alignmentの略。原理上、コントラスト比が高いです。詳しくはこちらから。
  2. Multi-domain Vertical Alignmentの略。VA方式のドメイン数を増やすことで視野角特性を改善した方式のこと。詳しくはこちらから。
  3. 前身は東芝モバイルディスプレイ。現在のジャパンディスプレイ。ジャパンディスプレイについてはこちらから。
  4. 過去に掲載された記事の画素構造とほぼ一致していると思います。詳しくはこちらから。
  5. バックライト光が漏れ、黒表示が白っぽくなって浮いている状態のこと。黒表示(暗い画像)でバックライト光が漏れるということは、コントラスト比が低いことを意味します。
  6. 白画面を表示した時の輝度。最大輝度のこと。
  7. 黒画面を表示した時の輝度。最低輝度のこと。
  8. In-Plane Switchingの略。原理上、広視野角です。詳しくはこちらから。
  9. Fringe Field Switchingの略。IPS方式の改良技術であるため、同じように広視野角です。最近のモバイル向け液晶パネルでIPS方式とあれば、このFFS方式が使われていることが多いです(ほとんどこのFFS方式です)。詳しくはこちらから。
  10. 測定値が一定ではなく上下します。リアルタイムで測定すると、数値がめまぐるしく変わっていくため“落ち着きがない”と表現しました。

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