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ジャパンディスプレイ - 7型、8.9型のタブレット向け高精細液晶パネル量産開始

ジャパンディスプレイがタブレット向け高精細液晶パネル(7型、8型)の量産を開始したことを発表しました。

リリース文引用

タブレット用高精細低温ポリシリコン液晶モジュールの量産開始
― 7型WUXGA、8.9型 WQXGA ―

株式会社ジャパンディスプレイ(代表取締役社長:大塚周一/以下、当社)は、2013年9月、タブレット向けに高精細な8.9型ワイド QXGAフォーマット(2560(横)×RGB×1600(縦)画素/WQXGA)低温ポリシリコン(以下、LTPS))液晶モジュールの量産出荷を開始いたしました。また、これに先駆け6月から、7.0型ワイドUXGAフォーマット(1200(横)×RGB×1920(縦)画素/WUXGA)の量産を始めています。

近年、タブレット端末の市場が急拡大しており、多くの情報を一度に表示できる大容量・高精細な画面や、バッテリ駆動時間が長い製品が待ち望まれていました。当社では、スマートフォン向け液晶パネルの開発・生産で培ってきたLTPS技術を基に、タブレット市場のニーズに適した大容量・高精細表示、低消費電力、狭額縁の液晶モジュールを開発、製品化しました。従来のタブレット向けディスプレイの主流であったa-Si TFT液晶モジュールに対して、消費電力は40%~50%減、額縁は30%減(*)を実現しました。

本製品の特長は次のとおりです。

「きめ細やかで美しい画像表現」
7型WUXGA 323ppi、8.9型WQXGA 339ppiの大容量・高精細表示を実現しました。
また、広視野角・高コントラストで色調変化の少ないIPS液晶モードを採用し、さらに高輝度(500cd/m2)を実現することで、細かい文字や映像を鮮明に美しく表現します。

「低消費電力」
LTPS技術による液晶駆動用ドライバLSI数の削減などにより、ディスプレイ駆動電力を従来設計のa-Si液晶モジュール比で70%~80%減(*)を実現しました。また当社独自の高透過率画素設計により、バックライト駆動電力を同40%削減しました。

「狭額縁液晶モジュール」
液晶モジュールの狭額縁化により、大画面でありながら片手におさまるスリムなタブレット端末の実現に貢献します。従来設計のa-Si液晶モジュールに対し、約30%の額縁削減(*)を達成しました。

これらの製品は本年10月23日から25日までパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2013」に出展いたします。

画面サイズ 対角17.8cm(7.0型) 対角22.6cm(8.9型)
画素数 1200(横)×RGB×1920(縦)(WUXGA) 2560(横)×RGB×1600(縦)(WQXGA)
精細度 323ppi 339ppi
コントラスト(CR)比 1200:1 1200:1
視野角 上下/左右160度以上(CR>100:1にて) 上下/左右160度以上(CR>100:1にて)
色再現域(NTSC比) 72% 72%
外形寸法(モジュール) 98.70mm(W)×160.80mm(H)×1.98mm(D) 200.30mm(W)×132.10mm(H)×1.82mm(D)
額縁寸法 上 1.4mm
左右 1.4mm
下 6.8mm
上 2.0mm
左右 2.8mm
下 7.6mm
液晶駆動用ドライバLSI数 1 2
消費電力(白500cd/m2時) 1250mW 2320mW

当社設計値との比較


今回ジャパンディスプレイが量産を開始したと発表したのは、8.9型、7型の液晶パネルです。
8.9型は9月、7型は6月より量産に入っています。おそらくですが、7型は、Nexus7に搭載されているパネルと同じでしょう。

8.9型は、画素数2,560×1,600、精細度339ppi、輝度は500cd/m2で、液晶方式にはIPS方式が採用されており、視野角は上下左右で160度以上です。

7型は、画素数1,920×1,200、精細度323ppi、8.9型と同じく液晶方式にはIPS方式が採用されており、視野角は上下左右で160度以上です。

両パネルともIPS方式採用ですが、コントラスト比1,200:1です。IPS方式であり、尚且つモバイル向けパネルでありながら高コントラスト比です。
同社の技術に、IPS-NEOというIPS方式の光配向技術がありますが、おそらくこの技術は使われていないと思われます。この技術はモバイル向けで尚且つIPS方式では驚異的なコントラスト比2,000:1を誇ります。

高透過率の画素設計により、低消費電力が実現されています。IPS方式となっていますが、厳密にはFFS方式の採用でしょう。
同社技術にWドットを加えて消費電力を低減するWhiteMagicがありますが、使用されていません。

おそらくですが、高開口率による光透過率のアップにより低消費電力が実現されているものと思われます。透過率アップですので、ネガティブIPS方式の可能性もありますが、“画素設計による”とあるので、おそらくポジティブIPS方式と思われます。

TFTには、低温ポリシリコン(LTPS)が採用されています。このため、額縁周辺に駆動回路をLTPSにより形成できるため、狭額縁化が可能性にあります。
7型では上/左右で1.4mm、下6.8mm、8.9型では上で2mm、左右で2.8mm、下7.6mmとなっています。

さらにドライバLSIを少なくすることが可能になります。8.9型では2個、7型では1個です。

高精細化が進んでいるモバイル向けパネルですが、留まるところを知らないという感じです。 
タブレット向けでは300ppiから400ppiへ進んでおり、まだまだ進化しています。スマートフォン向けでは来年には500ppiの大台が標準になり、600ppiも目前に迫っています。

今回の液晶パネルは標準的な仕様です。
同社の低消費電力技術であるWhiteMagicや、インセル型タッチパネルのPixelEyes、光配向型IPS方式のIPS-NEOなどはまったく採用されていません。

ジャパンディスプレイにはまだ、LTPSによる“高精細”というアドバンテージがあるため、このような付加価値技術を採用しない理由になっているのかもしれません。単純にコストという問題かもしれませんが。

この“高精細”というアドバンテージが無くなれば、付加価値技術が必要になってくるかもしれません。
ただ、これらが必要になったときの、この業界がどうなっているのかはわかりませんが。

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