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Touch Taiwan 2013

2013年8月28日~30日まで台湾で開催されたTouch Taiwan 2013について。

Touch Taiwan 2013

2013年8月28日~30日まで台湾台北市で”International Touch Panel and Optical Film Exhibition 2013”が“台北ワールドトレードセンター南港エキジビションホール”で開催されました。

通称は、“Touch Taiwan 2013”で、台湾のディスプレイ産業団体“Taiwan Display Union Association(TDUA)”が主催の展示会です。
名称の通り、タッチパネルとその部材、製造装置の展示会なのですが、液晶パネル、有機ELパネルなども展示される“ディスプレイの展示会”と言っても差し支えは無いと思います。

去年初開催され、今年が第2回目のまだ新しい展示会です。
今年の出展社数は386社(小間数1,085)と前回に比べ35%(55%)増加しています。

ディスプレイ関連の会社が多い台湾ですので、台湾の企業が数多く出展していますが、日本や中国のメーカーも出展しており、世界規模も展示会といえます。

出展の詳細をお届けしたいところですが、国内報道が少なく、出展しているメーカーさんもHPでの告知が無いなど、情報不足のため、一部メーカーのみとなります。

小森 & ITRI:日本 & 台湾

小森コーポレーションと子会社である小森マシナリーは、台湾工業技術研究院(ITRI:Industrial Technology Research Institute of Taiwan R.O.C.)との共同開発で製造したグラビアオフセット印刷技術を用いたタッチパネルを展示しました。

去年のTouch Taiwan 2012で小森は、グラビアオフセット印刷機(PEPIO F20/PEPIO R20)を発表しています。2013年1月にITRIとの共同開発を締結し、今回展示したタッチパネルを製造しました。

展示したタッチパネルは、線幅20μmで、グラビアオフセット印刷技術により製造されています。2012年に発表した“F20”は、フラットベッドタイプ、“R20”はRoll-To-Roll(ロール・トゥ・ロール)タイプで、今回展示されたタッチパネルは後者のRoll-To-Rollで製造されているようです。Roll-To-Rollはその名の通り、製造する前と後の基板を巻き取ることが可能です。

印刷技術とRoll-To-Rollの併用による製造は、製造装置の小型化、生産効率アップ、フレキシブル基板による製造が可能になります。従来のITOなどの透明導電膜は蒸着などの複数の工程が必要で、生産コストを増大させます。印刷技術を用いれば、生産コストを大幅に下げることができるため、次期製造方法として期待されています。

展示されたパネルは、折りたためる状態とフレキシブルな状態で展示されました。

小森コーポレーション:Touch Taiwan出展情報

CPT:台湾

台湾のディスプレイメーカーであるCPT(Chunghwa Picture Tubes)は、スマートグラス用の0.5型、アクティブマトリクス有機ELパネルなどを展示しました。

サイズは0.5型、画素数は800×600、視距離2.5cmで約15型の画面を見ているのと同等になるとのこと。
これ以外にも6型、画素数640×480、輝度200cd/m2、厚さ0.2mmのアクティブマトリクス有機ELパネルを展示しています。

CSOT:中国

中国のディスプレイメーカーであるCSOT(China Star Optoelectronics Technology:華星光電)は、リフレッシュレート120Hzの32型、3,840×2,160の液晶パネルを展示しました。
TFTにはIGZO(インジウム、ガリウム、亜鉛、酸素で構成された半導体)が使用されています。試作品のため販売の予定はないそうです。

Schott:ドイツ

ドイツのガラスメーカーであるSchottは、タッチパネル用抗菌カバーガラスを展示しました。

同社は、モバイル向けのカバーガラス(保護ガラス)として“Xensation(センセーション)”シリーズを展開しています。
今回展示した“抗菌”ガラスは“Xensation Cover AM”といいます(AM:Anti Microbial)。

抗菌には、銀イオンを用いて99.99%の抗菌作用があり、銀イオンは消耗が存在しないため、抗菌効果は永続するとのことです。
液晶パネルや有機ELパネルなどの後工程において製造に与える影響はなく、従来のカバーガラスと同じように加工することが可能で、曲げ強度、耐擦傷性、衝撃強度や透明度も従来のカバーガラスと同等になっています。

カバーガラスに強度を与える化学強化工程において、銀イオンを投入する工程を統合することにより、コストをあまり上げずに製造することが可能とのことです。

抗菌性能は、99.99%で、ドイツの独立検査機関“Quality Labs BT GmbH”により証明されているとのことです。

Schott:ショット、タッチパネル用抗菌カバーバラス、「Xensation® Cover AM」を発表 ~超高強度ガラスのXensation® Coverシリーズに抗菌性能製品が登場~

Innolux:台湾

台湾のディスプレイメーカーであるInnoluxは、複数の液晶パネルを展示しました。

同社が導入した“新サイズ”を含む39型、42型、50型、58型、65型の4K2K(3,840×2,160)に対応した液晶パネルは、39型と42型のフレームレートは60Hzでそれ以外は120Hzに対応します。
3Dに対応し4K2Kパネルも開発したことを明らかにしましたが、展示はされていないようです。

スマートフォン向け液晶パネルでは、5型、Full-HD(1,920×1,080)に対応し、同社のAAS(Azimuthal Anchoring Switching)技術を使用したパネルです。
画素構成はRGBかRGBW、光配向技術が使用可能です。RGBW画素では低消費電力、高輝度が実現可能であり、光配向技術では、液晶の配向を高精度に制御することが可能のため、高コントラスト比が実現可能になります。また、狭額縁設計により、0.99mmと細く、5.5型、6型でのこの寸法になるとのことです。

AUO:台湾

台湾のディスプレイメーカーであるAUO(AU Optronics)は、複数のディスプレイパネルを展示しました。

55型と65型の4K2K(3,840×2,160)の液晶パネルは、120Hz駆動に対応、色域はWCG技術(Wide Color Gamut)により、NTSC100%をカバー、3Dに対応しています。

27型、2,560×1,440の液晶パネルは、AdobeRGBの色空間を100%カバーしています。
おそらく、同社のAHVA技術が使用されていると思われます。現在、sRGBに対応した同サイズのパネルが製造されています。

スマートフォン向け液晶パネルでは、同社が進める液晶パネルにタッチパネルを組み込む技術“eTP(Embedded Touch Panel)”を適用した製品を複数展示しました。

6.5型、Full-HD(1,920×1,080)の液晶パネルは、タッチパネルにOGS(One Glass Solution)、液晶方式にはAHVA技術、色域はNTSCで100%という広色域に対応します。同仕様で5型、5.7型のパネルも製造可能とのこと。
4.3型、Full-HD、精細度は512ppiになる液晶パネルも展示しています。色域は上記パネルより狭いNTSCで95%です。

タブレット向けでは、7型と8型の1,920×1,200、AHVA技術を使用した液晶パネルと10.1型の2,560×1,600の液晶パネルを展示。液晶方式にはAHVA技術、TFTには酸化物半導体(組成は不明)を使用し、光透過率が従来より12%向上、厚さは1.5mmです。

eTPを採用した11.6型、14型、15.6型のOGSタッチパネルの液晶パネルも展示しています。

有機ELパネルでは、5型、Full-HDパネルを展示しています。おそらく、昔に製造した有機ELパネルを再度展示したものと思われます。

また、4.3型、画素数は540×960、厚さは0.2mm、曲率半径は1cm、有機EL素子構造トップエミッションのフレキシブル有機ELパネルも展示しています。
TFTにはLTPS(低温ポリシリコン)が使用され、回路構成は6T2C(6個のTFTと2個の補助容量)です。

製造工程は、ガラス基板の上にプラスチックフィルムを蒸着した後、有機材の蒸着、薄膜封止(TFE:Thin Film Encapsulation)を行なった後にガラス基板を剥がし完成します。

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