内容はディスプレイ関係が中心。たまに別のことを書くかもしれない。
管理人に御用の方はメッセージか、当ブログの別館でコメントして下さい。

内容がない別館をまったり更新中。

メイン記事

ディスプレイ解説記事の最新更新


ディスプレイ小話集の最新更新(2013/12/28)


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

ジャパンディスプレイ - 車載向けパネルの開発、製造を鳥取工場に集約化

現在ジャパンディスプレイが石川工場、深谷工場で開発、製造を行なっている車載向け液晶パネル事業を、鳥取工場に集約化することが決定しました。

概要

ジャパンディスプレイの公式HPでの告知はありませんが、集約化の決定に際して2013年7月17日に鳥取県と鳥取市との間で協定書を締結しています。

鳥取市HP - 株式会社ジャパンディスプレイが車載用ディスプレイ製造拠点集約先を鳥取工場(鳥取市)に決定

鳥取県知事の記者会見

7(株)ジャパンディスプレイの車載用ディスプレイ製造拠点の集約化への対応

●知事

一つ、我々の努力が実ることになりました。それは、かねて我々のほうで一つ大きな山かと思っておりましたことに道筋がついたわけであります。株式会社ジャパンディスプレイという会社がございます。これは鳥取市内でもともとは〔鳥取〕三洋の液晶工場がございました。この三洋の液晶工場がエプソン、それからソニーというふうに移りまして、今、合併によりまして、分離・合併ですね、その液晶部門だけを東芝とかも分離をしまして、それを合併をさせてジャパンディスプレイという会社で世界と競争していく旗手たらんと、新しい会社を立ち上げて動き始めたところでございます。

ただ、海外と競争するためには、国内の拠点を強化する必要がありますし、その意味で一定程度の立地の集約ということが起こらざるを得ないという状況でありました。我々としては、海外から日本に帰ってくる、鳥取に帰ってくる企業に対する支援であるとか、それから日本国内でそういう拠点を集約していって海外と競争しようという、そういう事業所について独自の支援措置をつくって、これをアピールしてきたところでございます。これに株式会社ジャパンディスプレイでお応えをいただくということになりまして、来週の7月17日だったと思いますが、来週ですね、株式会社ジャパンディスプレイの大塚〔周一〕社長が来られまして、私ども鳥取県と協定を結ばれるということになります。実は今はもう三洋系列よりもこちらのほうが大きな事業所でございまして、600名の、現在でも雇用規模であります。場合によっては、この600名の雇用規模が縮小する、失われてしまうという危機感を持って我々もきょうのこの日まで動いてきたところでございます。

結論から申しますと、現在、石川県、埼玉県にある事業所を鳥取に集約をしてくださることになりました。それで、鳥取のほうで新たに110名、雇用規模をふやす。これはそうした埼玉県や石川県からの転入者が当然おられると思います。そうした方々が来られて、こちらで再スタートを切られると。中身としては、車載型のディスプレイと、車に載っているディスプレイですね、あの液晶をつくられるということでありますが、アモロファスシリコンという非常に大量生産にもかないますし機能性も高いもの、これをもともと鳥取の事業所のほうでその技術を磨き上げてきたわけです。私どもも鳥取県として鳥取大学と協調しまして、そういう液晶の特別の講座をつくったりして技術開発の応援もしたり人材育成の応援もしてきました。こうしたことなどを御理解いただきまして、そういう集約による再スタートを、鳥取を舞台にやっていただくということが、このほどまとまりました。我々としても、かねて〔県〕議会も通している、そういう集約に対する支援制度を積極的に適用して、ぜひともここから海外との競争力のある製造拠点を育ててまいりたいと思います。今回、非常に厳しいながらも決断をされたジャパンディスプレイの大塚社長を初め皆様に深く敬意を表したいと思いますし、それだけに重い責任を地元としても負うことになると思います。ここを決戦場として、我々も地域一丸となってこの新しい拠点集約による製造の城を育ててまいりたいというふうに考えているところでございます。


知事の発言に問題があるのか、それとも文字起こしをした人が聞き間違えたか分かりませんが、アモルファスシリコンを“アモロファスシリコン”と言っています。間違いです。英語だと“amorphous”です。

集約化

現在、石川工場(C1ラインだと思われる)、深谷工場で開発、製造を行なっている車載ディスプレイの事業を鳥取工場に集約化します。

当ブログ記事 – ジャパンディスプレイ > 鳥取工場
当ブログ記事 – ジャパンディスプレイ > 深谷工場
当ブログ記事 – ジャパンディスプレイ > 石川工場

この集約化により、石川、深谷工場の従業員が異動し、鳥取工場の従業員数が約600人から700人に増えます。今年(2013年)7月に50人、2014年3月までに60人が異動します。

集約化および生産品目が増えるため、設備投資が行なわれます。投資額は2016年までに39億円が予定され、内鳥取県が16億3500万円、鳥取市が6,500万円の支援を行ないます。

鳥取工場での集約化が行なわれた事業を開始は2016年3月からの予定です。
なお、鳥取工場では現在でも車載向け液晶パネルを生産しています。集約化した事業開始が2016年3月より開始予定という意味です。

鳥取工場

鳥取工場は、元々は三洋電機が建設した工場です。その後、エプソンとの合弁を行い三洋エプソンになり、三洋が株式をエプソンに売却してエプソンの工場になりました。さらに、エプソンからソニーモバイルディスプレイに譲渡されました。

鳥取工場は第1工場と第2工場がありますが、譲渡はアモルファスシリコンによる生産設備となっていたことから、譲渡は鳥取第2工場のみです。アモルファスシリコン-TFTにより生産され、基板サイズは680mm×880mm(第4世代)です。

生産品目は車載向けディスプレイ、デジタルカメラの液晶パネルなどで、スマートフォン向けなどの液晶パネルは生産していません。
元々鳥取工場ではエプソン時代から車載向け液晶パネルを生産しており、欧州企業では高いシェアを持っていました。この事業はそのままソニーモバイルディスプレイ→ジャパンディスプレイウェスト→ジャパンディスプレイへと引き継がれています。

車載ディスプレイ

今回開発、生産を集約化するのは、車載向け液晶パネルディスプレイです。

車載向けというと、カーナビなどフロントパネル部分の情報ディスプレイを想像されるかもしれませんが、ジャパンディスプレイが狙っている市場は、前者とスピードメーターなどの計器ディスプレイです。一部車種では、アナログ式ではなく、計器に液晶パネルを使用していますが、まだまだほんの一部です。今後、液晶パネル化が進むと見られ、欧州の自動車メーカーがこの分野に注目しています。

車載向けパネルは、通常のディスプレイ以上に過酷な環境に置かれます。振動や気温差夏は野外に置かれると高温に、冬は低温になる。など耐環境性が求められ、どのような環境でも“絶対的”に動作しなければいけません。このような液晶パネルの生産には高度な技術が必要です。

現在では搭載する車の製造量は一部のみですが、今後需要が拡大すると液晶パネルも製造数が必要になるため、量産品でこのような技術水準をクリアする必要があります。また、ほとんどはその車種専用のワンオフ普及車は、低コストのため共通デザインを取ると思われます。になるため、複数の設計の液晶パネルを、高度な技術水準で大量に早く製造することが要求されることになると思われます。

関連記事

ジャパンディスプレイ(解説記事)

関連記事
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
 ブログ内検索
 カテゴリー
[+]を押すと展開

openclose

 amazon
 タグ一覧
 リンク
 RSSリンクの表示
 Special Thanks
サイドバー2下の追尾スペース
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。