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ジャパンディスプレイ–Pixel Eyesを使用した5型、Full-HDの液晶パネルを開発

ジャパンディスプレイがPixel Eyesを採用した5型、Full-HDの液晶パネルを開発しました。

プレスリリース引用

タッチセンサー機能内蔵Full-HD液晶モジュールPixel Eyesを開発

株式会社ジャパンディスプレイ(社長:大塚周一。以下、当社。)は、2013年5月、スマートフォン向け5.0型フルハイビジョンフォーマット(1080(横)x1920(縦) 画素。以下、Full-HD。) TFT液晶パネルに当社独自のタッチセンサー機能を搭載した液晶モジュール“Pixel Eyes”を開発しました。

当社では昨年10月からFull-HD液晶モジュールの量産を開始しています。また同月、イノベーションビークル※1として5.0型Full-HDの “Pixel Eyes”の試作品を発表しました。この度、タッチセンサー駆動用ICを含めて量産出荷可能なレベルに引き上げた5.0型Full-HD “Pixel Eyes”の開発に成功しました。

スマートフォン向け液晶モジュールには、高精細、広視野角、高画質、低消費電力、薄型といった性能面に加え、需要変動に対応できる高い生産性が求められています。“Pixel Eyes”では、タッチパネル搭載の当社従来製品と比較して、タッチパネル機能を作りこむプロセスが少なく、高い生産性を実現できます。さらに、当社独自のタッチ駆動方式により、様々な環境下で高いS/N比を実現しています。

なお当社では、HD720(720(横)x1280(縦)画素)液晶モジュールおよびqHD(540(横)x960(縦)画素)液晶モジュールの“Pixel Eyes”をすでに量産しております。

本開発の特徴は次のとおりです。

「“Pixel Eyes”に搭載の技術」
TFT基板上の電極とカラーフィルタ基板上の電極の間の容量変化によりタッチを検出する技術を採用しています。

「当社独自のタッチ駆動方式により、高いS/N 比を実現」
LCDドライバとタッチパネルドライバの間で同期をとるシステム構成にし、信号ノイズの影響を受けずにタッチ検出をする当社独自の駆動方式により、様々な環境下で高いS/N 比を実現しています。パッシブスタイラス入力など多様なユーザインタフェース実現の可能性が期待できます。

「従来製品より10-30%の薄型」
タッチ機能を液晶ディスプレイに内蔵することにより、外付け部品としてのタッチパネルが不要となり、外付けタッチパネル搭載の当社従来製品に対して約30%、タッチセンサー付きカバーレンズ搭載の当社従来製品に対して約10%の薄型化を実現しました。

「クリアな画質と高透過率」
外付け部品としてのタッチパネルが存在しないため、部品界面での光学反射の減少により視認性が向上し、ディスプレイ本来の画質をクリアに表現できます。同じ理由により、モジュール透過率が外付けタッチパネル搭載の当社従来製品に比べて10% 向上し、輝度向上に寄与しています。

「高い生産性」
“Pixel Eyes”では他の方式のようなタッチセンサー専用の多数の製造工程が不要で、1回のセンサーパターン形成工程が追加されるのみであり、高い生産性を有しています。2013年6月稼働予定の第6世代の新ラインにて”Pixel Eyes”製品の生産を予定しております。

本開発品は本年5月21日から23日までカナダVancouver Convention Centerで開かれる「SID(Society for information display)2013」の当社ブースにて展示いたします。

画面サイズ 対角 12.6cm (5.0型)
画素数(横×縦) 1080(×RGB)×1920(Full-HD)
精細度 445ppi
液晶モード 透過型IPS
視野角 上下/左右160度以上(CR>100:1)
外形寸法 63.6mm(横)×115.8mm(縦)
画面輝度 450cd/m2(Typ)
NTSC比 71%
コントラスト比 1000:1(Typ)

※12012年10月18日ニュースリリース 「“イノベーションビークル”最先端ディスプレイの開発」参照

Pixel EyesおよびPixel Eyesは、株式会社ジャパンディスプレイの商標です。


サイズ

サイズは5型ですが、精細度(445ppi)から考えると、厳密なサイズは4.95型か4.96型ではないでしょうか。
外形寸法(表示部分の寸法ではなく)は63.6mm×115.8mmです。去年10月から量産している同社の5型、Full-HD液晶パネルの外形寸法は64.3mm×118.8mmですから、やはり少し小さいようです。

仕様

液晶モード(方式)は透過型IPS方式です。ただ、Pixel Eyes適用で、製造方法が1回のセンサーパターン形成であると書かれているところから、FFSモードだと思われます。櫛歯電極を用いたIPSでは開口率の問題がありますから、ほぼ間違いなくFFSモードでしょう。

FFSモードとなると、Pixel Eyesを開発した旧ソニーモバイルディスプレイのVistarich(ビスタリッチ)が使用されているのか、それとも旧日立ディスプレイズのIPS-Proが使われているのか気になります。製造が統合した3社とは関係のない工場(G6茂原工場)で製造されるため、予測は難しいですね。

視野角は上下左右160度以上(コントラスト比100:1以上)、色域はNTSC比71%(おそらくCIE1931色度図基準)、コントラスト比1000:1と量産品であるパネルと同じです。輝度は450cd/m2と50cd/m2低いです。

Pixel Eyes

このパネルで一番の売りがこの「Pixel Eyes」でしょう。
旧ソニーモバイルディスプレイが開発したインセル型多点対応静電容量方式のタッチパネル技術です。

TFT側の基板(アレイ基板)とカラーフィルター側の基板(対向基板)にタッチ検出用のセンサーを形成することにより、外付けのタッチパネルが不要になります。
リリース文にもあるように、製造工程は1回のセンサーパターン形成が増えるだけで生産性に優れています。アレイ基板の電極は液晶を駆動させるために使用される共通電極を使用し、対向基板では静電気を防止するためのITO膜にセンサーパターンを形成します。

当然これだけでタッチ操作ができるわけではなく、ソフトウェアのチューニングが重要になります。静電容量方式では液晶パネルから出るノイズ(雑音)の影響を受けやすいためです。
Pixel Eyesでは、タッチ検出のタイミングと液晶パネルの駆動タイミングを分けることにより、液晶パネルから発生するノイズの影響を減らしているため、スタイラスなどでタッチ操作が可能になります。

所感

Pixel Eyes採用品が登場した訳ですが、リリース文では去年10月に発表した「イノベーションビークル」のことが書かれていますが、これで使われた技術の内1つだけが、今回の液晶パネルに使用されたようです。白色のドットを加える「WhiteMagic」、2000:1のコントラスト比を実現する新型IPS「IPS-NEO」は残念ながら使われていません。使われなかった技術は、この仕様では使いづらいことと、現状では技術レベルが未熟というのがあると思います。これらは今後に期待ですね。

生産は茂原工場で行なわれるようです。パナソニック液晶ディスプレイから譲渡されたこの工場は、第6世代による生産で、LTPSラインが構築されている模様です。稼動時期は今年だろうとは言われていましたが、6月に稼動するようです。これでジャパンディスプレイの製造能力は大きく拡充されることになります。

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