内容はディスプレイ関係が中心。たまに別のことを書くかもしれない。
管理人に御用の方はメッセージか、当ブログの別館でコメントして下さい。

内容がない別館をまったり更新中。

メイン記事

ディスプレイ解説記事の最新更新


ディスプレイ小話集の最新更新(2013/12/28)


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

PC用液晶モニターの用語解説(一般用途編)

更新
2013年07月06日(土)

一般的なPC用液晶パネルモニターの用語解説です。

グラフィック用途はこちら。

液晶方式 / 表示方式 / 液晶パネル種類

表記は複数ありますが、この3つが代表的です。あとは、これらを並び替えた表記が多いです。
液晶パネルは、液晶と呼ばれる物質の特性を利用して表示を行っています。液晶分子の並べ方で、液晶方式を区別しています。
液晶方式はたくさんありますが、今はTN、VA、IPSの3つが主流です。

  TN
Twisted Nematic
VA
Vertical Alignment
IPS
In Plane Switching
長所
  • 比較的応答速度が速い
  • 安価
  • パネルサイズ多い
  • コントラスト比が高い
  • 発色が良い
  • 視野角が広い
  • 発色が良い
  • 応答速度の偏差が少ない
短所
  • 視野角が狭い
  • 色の再現性が悪い
  • IPSに比べると視野角が狭い
  • パネルサイズが少ない。
  • 比較的応答速度が遅い。
  • 比較的高価。
用途
  • 事務用途
  • ゲーム
  • 動画再生
  • 写真、画像観覧

簡単に特徴をまとめると上表のようになります。

一昔前は、VA、IPSが非常に高価だったことも有り、TNパネルでも視野角特性が良いパネルもありましたが、現在では価格差があまり無いため、こういうパネルは見られなくなっています。

IPSの応答速度ですが、最近のパネルは問題無いレベルになっているため、そこまで気にする必要は無いと思います。
価格はそこまで開きがなく、TNから数千円足せばVAやIPSを購入できるようになっています。

特定の用途だと、事務的な使用がメインの場合はTN、動画再生がメインの場合はVA、写真や画像などがメインの場合はIPSという感じです。

ゲームでは、重点を置くもので変わってきます。高いリフレッシュレート(フレームレート)が必要の場合は、現状ではTNが大半です

IPSの場合は、応答速度のムラが少ない(※1)ため、動画表示に特定の色だけ残像感が強く出るということが少ないです。

※1:液晶パネルは、表示していた色から次の色を表示するまでの応答速度が、各色で異なります。例えば、白表示から黒表示の応答速度と黒表示から白表示の応答速度は異なります。TNやVAは大きくばらつきがありますが、IPSは少なく、特定間の色で応答速度が遅れるということが少ないです。

表面処理 / パネル表面処理

液晶パネルの表面の処理方法です。
液晶パネルの表面に、フィルムを張るか特殊なコーティングを行い、反射防止処理(アンチグレア/非光沢)や反射処理(グレア/光沢処理)を行います。
仕様では、個別に書かれることはほとんどなく、液晶方式の部分で併記されることが多いです。

バックライト

液晶パネルは、液晶分子の特性を利用して表示していますが、液晶分子自体は発光しません。なので、光源が必要になります。これがバックライトです。
主に使われているバックライトは、CCFLと呼ばれる蛍光管とLEDです。現在は、省エネであるLEDが主流で、CCFLを採用した機種を探すほうが難しくなっています。

画素数 / 表示画素数 / 解像度 / 画面解像度

一般的には解像度と言われていますが、画素数や表示画素数が正しいです。
画面の横と縦の画素数(ピクセル数)のことです。画素とは色を表現できる最小単位のことです。1,920×1,080のFull-HDでは、横に1,920個の画素、縦に1,080個の画素があることを表しています。画素数が多いほど、たくさんの情報を表示することが出来ます。

注意事項として、PCが出力がモニターの画素数に対応していることを確認する必要があります。
Full-HD(1,920×1,080)は対応していることが多いですが、2,560×1,440は対応していない場合があります。

サイズ / 表示サイズ

画面サイズのことで、23型や23インチなど、型もしくはインチで表記されますが、型が多いです。
型は、画面の対角線の長さを表していて、単位はインチ(2.54cm)です。ブラウン管テレビ時代の画面サイズとは違い、ベゼル(枠)部分を含まず、表示される部分のみの寸法です。

なお、表示サイズは、おおよそのサイズのため、厳密にその寸法であることは少ないです。

画素ピッチ

その液晶モニターが持っている画素1つのサイズのことです。画素とは色を表現できる最小単位のことです。
画素数が多いほど、きめ細かい表示が出来ます。これを精細度で表したりします。精細度は、25.4÷画素ピッチで求めることが出来、この数値が大きいほど精細度が高くなります。

有効表示領域

画面が表示される部分のことです。ベゼル(枠)などを含まず、映し出されている部分のみです。横×縦の寸法で表記されます。

輝度

画面の明るさのことです。単位は“cd/m2”です。
数値が大きいほど明るくなりますが、実際の使用環境ではそこまで高い数値は必要なく、高くても120cd/m2です。

コントラスト比

明暗比のことで、明るさと暗さの比です。この数値が大きいとメリハリのある表示ができます。
コントラスト比は、ネイティブコントラスト比とダイナミックコントラスト比があります。
ダイナミックコントラスト比は、白を単色表示した時と黒を単色表示した時との比です。あまり意味のある数値ではないです。ネイティブコントラスト比(スタティックコントラスト比とも)は、1つの画面上のコントラスト比のことです。

やけに高い数値のコントラスト比がダイナミックコントラスト比であることが多く、メーカーによっては、ダイナミックコントラスト比だけを表記することが多いです。

視野角

画面を角度を付けて見る時のことですが、定義が複数あります。

  1. 角度を付けて見る時に、色の変化もしくは輝度の低下が現れる角度のこと。
  2. 角度を付けて見た時に、色の変化もしくは輝度の低下が特定数値になる角度のこと。
  3. 角度を付けて見た時に、コントラスト比が特定数値になる角度のこと。

液晶モニターでは、3が使われることが大多数です。特定のコントラスト比は10:1であることが多いです。このため、VAパネルとIPSパネルでは上下左右で178度の表記されることが多いです。
このコントラスト比基準の視野角では、色の変化は含まれないため、VAパネルとIPSパネルでは数値以上の大きな差を感じることになります。

応答速度

液晶分子に電圧が加えられてから、動作を開始して、一定量の光が透過されるまでの時間のことです。速度と書かれることが多いですが、正確には時間であり、応答時間と言います。
単位は“ms”。これが短いほど残像感が少なくなります。詳しくはこちら(当ブログ)。

表示色

モニターが表示できる色数のことです。これは液晶パネルの駆動ビット数で求められます。
最近のパネルは、1677万色か1670万色と書かれること多いですが、厳密には1677万7216色です。この場合は、8ビット駆動か6bit+FRCです。
また、10bit駆動のパネルもあり、10億7374万1824色(約10億7374万)という色数になりますが、この場合、DisplayPortでの接続やPC側のソフトも対応している必要があります。

水平周波数

1秒間で水平方向に何回表示するかを表します。単位はkHzです。特段気にする必要のない部分です。

垂直周波数(リフレッシュレート)

1秒間で垂直方向に何回表示するかを表します。単位はHzです。
リフレッシュレートとも言い、1秒間に液晶パネルが書き換えられる数のことです。

信号入力コネクタ

映像などの信号をモニターに入力することが使用できるコネクタ(端子)のことです。

同期信号

映像の走査を一致させるための信号です。特段気にする必要のない部分です。

チルト/チィルト

画面部分のみが上下に動くスタンド機能のことです。PCモニターでは基本的はスタンドの機能で、ほとんどの機種に採用されていますが、一部機種では対応しない場合や調整範囲が狭いものがあります。

イーベル/スウィーベル

モニターの画面を左右に動かせるスタンド機能のことです。採用している機種は少ないです。

高さ調節 / 昇降

モニターの高さ調節出来るスタンド機能のことです。

ピボット / 縦回転

画面部分のみを縦回転できるスタンド機能です。横表示のモニター表示を縦表示にすることが出来ますが、PC側が対応できる必要があります。
モニターアームを使用するとピボットをして使用することが出来ますが、モニターによっては縦表示での使用が想定されていないものもあるため、故障などの注意が必要です。

アームマウント / フリーマウント / VESAマウント

モニターに、モニターアームやウォールマウント(壁掛け)に対応したネジ穴があることです。
PC用の液晶モニターの場合、VESA規格と呼ばれる規格に対応している場合がほとんどです。モニターアームやウォールマウントもVESA規格対応である場合がほとんどのため、ネジとネジピッチが一致していれば使用することが出来ます。
一部モニターは、取り付け用のネジ穴が無いものがあります。

ミニD-Sub15ピン

PC用のアナログ信号用コネクタです。VGA端子と言った方がいいのですが、D-subの方が通りがいいです。青色の配色が当てられることが多いです。
アナログ信号のため、PC側とモニター側の双方がデジタル端子(DVI-Dなど)に対応している場合は、デジタルで接続した方が綺麗に表示されます。

DVI / DVI-D / DVI-I

デジタル信号を伝送するために作られる予定だったインターフェースですが、なぜかアナログのみのDVI-Aが存在します。

DVIはDigital Visual Interfaceの略称で、DVI-D、DVI-I、DVI-Aの3つがあります。DVI-Dはデジタル専用、DVI-Iはデジタルとアナログ兼用、DVI-Aはアナログのみです。
さらにDVI-DとDVI-Iには、シングルリンクとデュアルリンクがあり、画素数が多い場合は、デュアルリンクに対応している必要があります。なお、DVI-DとDVI-I端子は同じではなく、形状の互換性は存在しません。

DVIは、HDMIと一部互換性が存在します。DVIからHDMIへの変換もしくはHDMIからDVIへの変換が可能です。ただし、HDMIは映像信号と音声信号を1本のケーブルで多重伝送できますが、DVIは映像信号のみですので、音声信号を伝送することは出来ません。

HDMI

High-Definition Multimedia Interfaceの略称で、映像信号と音声信号を1本のケーブルで多重送伝送できるインターフェースです。
最近のデジタル端子と言ったら、このHDMIと言っても良いほど普及しています。

DisplayPort

DVIの後継のインターフェースです。1本のケーブルで映像信号と音声信号を1本のケーブルで多重伝送できます。
同じデジタルケーブルであるHDMIは普及しましたが、こちらはまだあまり普及しておらず、モニターに採用されることは少ないです。最近のグラフィックボードには標準搭載されることが多いですが、それでもミドルレンジやローエンドでは搭載されることは少ないです。
しかし、今後進むであろう高解像度に対応している現状で唯一の規格のため、今後が期待されます。

HDMIと一部互換性が存在します。ただ、DisplayPortからHDMIへの変換は可能ですが、HDMIからDisplayPortへの変換は機器によっては動作しない場合も多々あります。

D端子

コンポーネント信号を伝送するためのインターフェースで、D1からD5までの規格が存在します。
海外では無い規格で、日本のみの規格です。海外ではコンポーネント端子が使用されていますが、これは3本のケーブルを接続する必要があり、音声端子2本を含めると計5本ものケーブル接続が必要になります。このため、映像ケーブルを1プラグ1コードで接続できる様に1999年に規格化されました。

なお、名前にあるDはDigital(デジタル)のDではなく、端子形状がDの形をしているために付けられました。伝送されている信号はアナログ信号です。

当然ながらコンポーネント端子とは互換性があり、変換することができます。

コンポーネント端子

コンポーネント信号を伝送するための端子です。
日本では独自規格のD端子が存在するため、あまり目にすることが無いですが、PCモニターでは海外で販売されているモニターと同一規格の場合に搭載されていることがあります。
端子形状はRCA端子と同じですが、映像を伝送するために3本接続する必要があり、音声端子(ステレオ)を含めると計5本接続する必要が出てきます。

当然ながらD端子とは互換性があり、変換することができます。

PinP / PIP / PiP

ピクチャー・イン・ピクチャー。親画面上に子画面を表示することです。PCの作業をしながら、動画を見たり出来ます。機種によっては、子画面を出す場所やサイズを選択することが出来ます。対応している機種はあまり多くないですが、あると便利な機能です。

PbyP / PBP / PbP

ピクチャー・バイ・ピクチャー。2つの画面を並べて表示することです。テレビによくある2画面表示がこれです。

PoutP / PoP /POP

ピクチャー・アウト・ピクチャー。親画面の外に子画面を表示することが出来ます。PiPと違い、子画面が親画面に被りません。

同じ略称でPoPというのがあります。PoverP(ピクチャー・オーバー・ピクチャー)といい、これは子画面を半透明で表示する機能ですが、これがある機種はごくごく一部のみです。

オーバードライブ

液晶分子が駆動する際に印加する電圧を上げ、応答速度を改善する技術のことです。各メーカーで名称が違います。
これを使用すると動画再生時の残像感が低減されますが、画質劣化も発生します。

超解像技術

低解像度の画像、映像のぼけや成分を検出、補正して、解像度を高める技術です。各メーカーで名称が違います。
メーカーによって技術的に差が出やすい技術です。よくドラマや映画などで、監視カメラに映ったボケた映像を鮮明しているシーンがあったりしますが、それとほぼ同じ技術です。

関連記事
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
 ブログ内検索
 カテゴリー
[+]を押すと展開

openclose

 amazon
 タグ一覧
 リンク
 RSSリンクの表示
 Special Thanks
サイドバー2下の追尾スペース
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。