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Sharp - 世界初 液晶パネルに「IGZO」を使用したスマートフォン

IGZOを初採用したスマートフォンが登場します。

スマホ本体ではなく、液晶パネルのみ書いてきます。

発売するのは、IGZO量産の成功しているメーカーであるシャープです。
キャリアはドコモで、端末名は「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」です。

というわけで、シャープのプレスリリースを引用。


株式会社NTTドコモ向け 2012年冬モデル 2機種を製品化

シャープは、株式会社NTTドコモ向け2012年度冬モデル2機種を製品化します。

<ラインアップと発売時期>

形名 発売時期 主な特長
docomo NEXT series™ AQUOS PHONE ZETA SH-02E 2012年11~12月 (予定) 世界初※1省エネと高画質を実現した新世代ディスプレイ「IGZO(イグゾー)」※2搭載スマートフォン
docomo STYLE series™ SH-03E 2012年12月 (予定) 快適な操作性と、スタイリッシュなデザインの防水※3ケータイ

(いずれも開発中の端末であり、仕様が変わる場合があります。特長の詳細については、後日当社ホームページにてご案内いたします。)

※1 現在販売されているスマートフォンにおいて。2012年10月11日現在、当社調べ。

※2 酸化物半導体を採用したディスプレイ。

※3 (防水性能について) ご使用の際はリアカバーやキャップ(外部接続端子カバー)が確実に閉じているかご確認ください。防水性能を維持するため、異常の有無にかかわらず2年に1回部品の交換をおすすめいたします(有料)。
充電をする際には、卓上ホルダの使用を推奨いたします。
国際電気標準会議によって定められた保護規格IPX5/IPX7に準拠。IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を最低3分間注水する条件で、あらゆる方向から噴流を当てても、電話機としての機能を有することを意味します。IPX7とは、常温で水道水、かつ静水の水深1mのところに電話機を静かに沈め、約30分間放置後に取り出したときに電話機としての機能を有することを意味します。

■ 主な特長 (いずれも開発中の端末であり、仕様が変わる場合があります)

1) docomo NEXT series™ AQUOS PHONE ZETA SH-02E

世界初 省エネと高画質を実現した新世代ディスプレイ「IGZO」搭載スマートフォン

・約4.9インチ新世代ディスプレイ「IGZO」を搭載し、優れた省エネ性能と高い光透過率により、電池消費量の低減と画面の明るさを両立。

・1630万画素の裏面照射型CMOSカメラの搭載に加えて、光学式と電子式の2つの手ぶれ補正機能により、暗い場所でもぶれの少ない撮影が可能。音声による撮影にも対応。

・高い情報処理能力に加えて、処理負荷に応じて動作を制御することで省エネ性を実現した1.5GHzクアッドコアCPUを搭載。

・耳を当てる位置を気にせず通話ができる「ダイレクトウェーブレシーバー」を採用。

・直感的な操作が可能な、オリジナルのユーザーインターフェース「Feel UX」※4を搭載。

・大容量2320mAh電池や、「エコ技」機能を搭載。さらに、高音質Dolby Mobileや、スマートフォン向け放送局「NOTTV」にも対応。

2) docomo STYLE series™ SH-03E

快適な操作性と、スタイリッシュなデザインの防水ケータイ

・情報処理能力の高い1.2GHzのCPUを搭載。情報量の多いブラウザの表示、スクロールなどの快適な操作が可能。

・手のひらになじみやすい丸みを帯びたラウンドフォルムと、指の傾きやふくらみを考慮した押しやすい形状のアークリッジキーを採用。

・おサイフケータイ、赤外線通信、防水・防塵※5など、便利な機能が充実。

※4 Feel UXはシャープとfrog(フロッグデザイン)の共同開発。(フロッグデザインは1969年創業のサンフランシスコを本拠地に全世界展開を行うデザイングループで1000名以上の技術者、デザイナーを中心としたコンサルティングおよびデザイン構築を行っています)

※5 国際電気標準会議によって定められた保護規格IP5Xに準拠。IP5Xとは、保護度合いを指し、直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に電話機を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに電話機の機能を有し、かつ安全を維持することを意味します。本機の防塵性能はIP5X相当の保護度合いを保証するものであり、砂浜の上に直接置くなどの利用方法に対して保証するものではありません。

●「docomo NEXT series」「docomo STYLE series」「dマーケット」「dマーケットロゴ」「おサイフケータイ」「iモード」「iモードロゴ」「iコンシェル」「iコンシェルロゴ」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。

●「AQUOS」「AQUOS PHONE」「ZETA」「IGZO」「ダイレクトウェーブレシーバー」「エコ技」「Feel UX」は、シャープ株式会社の商標または登録商標です。

●「Dolby」「ドルビー」は、ドルビーラボラトリーズの登録商標です。

●「NOTTV」および「NOTTV」ロゴは、株式会社mmbiの商標または登録商標です。


この世界初は「スマホ」においての世界初です。それ以外の機器では採用があったかのような書き方です。

パネルは4.9型、画素数は720×1280です。画素ピッチは約0.08mm、精細度は約300ppiになります(推測値)。
TFTにはIGZOが使用されています。

過去何回かこのブログでもIGZOについて書いていますが。。

IGZOとは、In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)で構成される酸化物半導体です。
このスマホは、パネルのTFTにIGZOが使用されています。TFTとは、Thin Film Transistorの略で、薄膜トランジスタのことです。
よく誤解している人が居ますが、液晶表示方式(TN、VA、IPSなど)とは別です。

IGZOは静電容量式のタッチパネルと相性が良く、タッチ検出の感度を上げることが出来ます。
これは、IGZOの性質によるものです。IGZOは従来のa-SiやLTPSに比べて、オフのリーク電流が低い特長があるためです。

Wikipedia - リーク電流

シャープによれば、IGZOのリーク電流は1pA(ピコアンペア)です。
リーク電流が低いため、TFTの駆動回数を減少させても、液晶分子の配向を維持することができます。これにより、静止した画像などを表示する際に、駆動周波数(フレーム数)を減らしても問題なく表示することが出来ます。駆動回数が減ることは、消費電力の低減にも繋がり、パネル単体(バックライトは含まない)の消費電力を1/5-1/10に出来ます。

※この文は昔書いた物を少し加筆、修正したものです。

さて、実際どのくらい消費電力が下がっているか、ドコモの発表会で披露されています。

Gigazine - 消費電力が劇的に下がる4.9インチ新世代ディスプレイ「IGZO」初搭載スマホ「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」フォトレビュー

TFTにCG Siliconを使用したパネルと比較が行なわれています。

  TFT サイズ 画素数 消費電力
液晶 バックライト 合計
SH-01D CG Silicon(LTPS) 4.5 720×1280 9.58 15.79 25.37
SH-09D S-CG Silicon(LTPS) 4.7 720×1280 9.70 7.37 17.07
SH-02E IGZO 4.9 720×1280 2.41 7.35 9.76

一目瞭然。IGZOは低消費電力であることが分かります。
サイズが微妙に違いますが、画素数は同じなので、参考になるデータです。
SH-09Dとバックライトの消費電力がほぼ同じなのは、ドット開口率と透過率がさほど違いがないためだと思われます。

上リンクのGigazineのページで、IGZOのリンクがあり、結晶性IGZOの記事にリンクされています。
今回のIGZOは、アモルファスIGZOです。アモルファス(Amorphous)とは「非晶質(ひしょうしつ)」のことで、結晶にならない無定形物質のことです。私は分かりやすいように「非結晶性」と書いていますが、正確には「非晶質」と書きます。間違いではないですけどね。

リンク先はポリシリコン(多結晶シリコン)のことですので、間違いです。
IGZOには、非結晶性と結晶性の2種類があり、今回のは非結晶性です。まだ、結晶性は量産されていません。間違えやすいので、注意が必要です。

10/24追記;
一部報道で、このパネルには結晶性であるCAAC-IGZOが使用され、製造は天理工場で行なわれていると報道されました。詳しくはこちらをご覧下さい。
間違っていると書いてしまい、Gigazineさん申し訳ありませんでした。

2012/12/21追記;2012年12月21日、SharpがIGZOについての記者会見を行ないました。

AV Watch - シャープ、「省電力」、「高精細」などIGZO技術を解説

SH-02EがCAAC-IGZOで生産されていることが公表されました。

シャープによれば、CAAC-IGZOを採用している製品は「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」。基本的な特性はCAACが有利なため、CAAC化を進める方針だが、「顧客にあわせて最適なものを選択している。現時点ではCAACは高精細が求められる用途、アモルファスは中型、大型向け」とのこと。

個人的に一番気になるのが、液晶方式です。最近シャープは液晶方式を伏せる傾向にあるので。

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