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広色域PLSパネル

ナナオ(EIZO)が発売した「ColorEdge」のモデルですが、パネルにはSamsung Display製のPLS(Plane to Line Switching)が搭載されているようです。

当初、展示実機を見た人が「表面処理はハーフグレア処理されている」と言っていました。
そして、販売されて実機の画素写真を撮った方がいて、なんとPLSの画素形状、表面処理も一緒という、驚きの結果になりました。

広色域IPSパネルはLG Displayの独壇場でしたが、Samsung Displayが名乗りを上げたことになります。
ほとんどの人が、LG Displayの「AH-IPS」と予想していたことでしょう。

これまでのPLSは色域は独特で、妙に色域が広い割りには、カバー率が低い状態でした。
今回のパネルはAdobeRGBカバー率97%で、プロファイルを見てもこの色域に合わせています。

PLSといったら、sRGBのカバーでした。
いったい何時こんな広色域のパネルを作ったのか。「特注かも?」と思いましたが、CX240は10万切っているので、それは無さそうです。しかし、ColorEdgeが10万切りですから、凄いですね。

調べてみると、今年のSID(ボストンで6月に開催)で展示してました。55型有機ELの影に隠れたのか、あまり取り上げられていませんでした。

MarketWatch - Samsung Spotlighting Remarkable New Display Technologies at Display Week 2012

該当部分を引用します。

(前略)27-inch QHD (2,650 x 1,440) PLS monitor panel that presents a high quality image with 99 percent of the Adobe RGB color space(後略)

抄訳:(前略部分:展示されたのは)Adobe RGBの色域99パーセントの27型(インチ)WQHD(2,560x1,440)のPLSパネル。
※画素数が「2,650」となってますが、「2,560」の間違いです。タイプミスでしょうね。解像度がQHDとなっていましたが、WQHDの間違いです(QHDとも言ったりしますが)。

Adobe RGBに対応したパネルは製造されており、SIDで展示されました。ナナオが使用したパネルはこれの量産品でしょう。
サイズが27型なので、CX240の24型と違いますが、サイズ違いを作っていても不思議ではないですし、ナナオはCXシリーズ、CGシリーズの27型(CX270/CG276)も発売しますので、これに上記パネルが使用されると思われます。追記;発売が発表されましたが…

PLSの表面処理は綺麗で、LG Displayの表面処理とは一線画します。よくハークグレアと言われます。
個人的に反射具合は『AUOの旧A-MVA>LG Displayの偏光フィルム付きIPS>PLS(samsung Display)>AH-IPS(LG Display)』に感じます。
人それぞれ意見はあると思いますし、パネル個体差や見たときの環境で変わったりしますので、一個人の感想です。AUOの新VAやSamsungのcPVAは見たことが無いです。

グラフィック用途ではLG DisplayのIPSパネルが使用されていました。H-IPS(p-IPS)はギラツキを押さえた製品でしたが、それ以上にギラツキを押さえているのがPLSだと思います。
ギラツキがダメな人でも使えると思います。ただ「国産パネルに比べると…」という人もいますので、実機を見て確認した方が無難です。

こうなってくるとハイエンド製品のパネル特定が難しくなります。
LG DisplayもAdobe RGBに対応したAH-IPSを生産しています。ロードマップの予定通りならですが。27型QHD(2,560×1,440)、24型WUXGA(1,920×1,200)のAH-IPSは2012年Q2です。
特別差が無いなら問題はないですが、表面処理の差は顕著です。画面を凝視することが多いグラフィック用途ならなお更です。

そろそろ発表されるであろうNECのAdobe RGB対応のグラフィック用途モニターは「AH-IPS」か「PLS」どちらを選択するのでしょうか?
おそらくAH-IPSだと思いますが、PLSの可能性もあるかもしれません。
そうなるとLG Displayが大変でしょうね。価格の高いパネルをSamsungに取られるとわけですから。それにグラフィック用途で絶大な信頼を得ている2社がPLSを使ったとなると…

まあ、普及帯のフルHDのPLSパネルはナナオ以外使わなかったですから、そう簡単にはシェアは取れないでしょうね。

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