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シャープIGZOを使用した液晶パネル生産開始

シャープがIGZO(酸化物半導体)を使用した液晶パネルの生産を開始しました。

以下シャープのニュースリリースから。


世界初酸化物半導体を採用した液晶パネルの生産を開始

シャープは、世界で初めて、酸化物半導体(IGZO)を採用した高性能な液晶パネルの生産を、亀山第2工場で3月より開始し、4月から本格的な生産に移行します。

亀山第2工場は、2006年8月より稼動し、最先端のテレビ用液晶パネルを生産してまいりました。一方で世界的に需要が急拡大しているモバイル機器向けの中小型液晶パネルの生産体制の構築を図るべく、当工場の既存ラインの改造を進めてまいりました。

このたび生産を開始した液晶パネルは、新材料である酸化物半導体(IGZO)の採用により、従来に比べて薄膜トランジスタの小型化が図れ、1画素あたりの光の透過量を高めることができるので低消費電力化が可能です。また、液晶テレビAQUOSで採用されているUV2A技術で培った光配向技術の活用により、高品位表示を実現します。

モバイル機器向けに加え、今後需要が見込まれる高精細ノートPCや液晶モニターなどの幅広いアプリケーション向けにも高精細液晶パネルを供給し、新しい商品市場の創造に貢献してまいります。

生産する製品の仕様。

  液晶モニター向け 高精細ノートPC向け タブレット向け
サイズ 32 10 7
解像度 3840×2160 2560×1600 800×1280
精細度 140ppi 300ppi 217ppi

TFTにIGZOを使用した液晶パネルの生産が本格的に始まりました。生産工場は亀山第2工場です。
IGZO(酸化物半導体)とは、In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)から構成される酸化物です。

液晶パネルの駆動方式には「単純マトリックス」と「アクティブマトリックス」の2つがあります。現在の液晶パネルのほとんどは、後者のアクティブマトリックス駆動方式です。
アクティブマトリックスは、画素一つ一つにアクティブ素子(スイッチ素子とも)を搭載しています。これにより、画素一つ一つを確実に点灯させることが出来ます。
このアクティブ素子で使用される1つをTFTと言います。TFTは「Thin Film Transistor」の略で、薄膜トランジスタと訳されます。

このTFTの材料にIGZOを使用しているのが、この製品です。
IGZOは、アモルファスシリコンに比べて電子移動度が20-50倍程度高く、小型化が可能のため、画素の開口率を増やすことができます。
開口率が上がると光透過量が増えます。これによりバックライトの出力を抑えることが出来るため、省電力化が可能です。

ちなみに、シャープはこのIGZOを超える移動度があるTFT技術を持っています。CGシリコン(CG-Silicon)です。これは、アモルファスシリコンに比べて約600倍の電子移動度を持っています。

技術的な話はここまでにしておいて、今回発表された製品を見ていきたいと思います。

まず液晶モニター向けです。
このパネルは、他2つに比べると精細度が低いと思うかもしれません。これはサイズが大きいためです。ある程度のサイズになると、モニターを見る距離は離れるため、高い精細度は必要ではなくなります。32型程になるとある程度の距離は離れないと、モニター全体を見るはできません。ただ、ちょっと大きい気がします。
サイズは、テレビのサイズが基準になると思います。なので、出来れば26型ぐらいで生産してほしいですね。
表面処理は、半光沢でお願いします。

次にノートPC向け。
いきなり個人的な話ですが、ノートPCはあまり欲しいと思ったことがありません。ノートPCにはTNパネルが使われているためです。
TNは本当にイヤで、デスクトップのTNですらなのに、ノートPCなら尚更です。一部ではIPSパネルを使ったノートPCもあります。LGのAH-IPSのです。

このUV2Aを使ったノートPCが出てくるのなら、欲しいと言いたくなります。ただ、低価格化が進むノートPCで、このような高品質の液晶パネルを使うと価格が高くなりそうです。画質をそこまで重視しない人もいますし、TNでも綺麗と言う人もいます。

ノートPCの視野角や画質を気にしている人は全体的にはかなり少数だと思います。ですが、ノートPCの表示品質(画質、視野角、色)などに閉口している人は、1万、2万価格が上がっても買うと思います。私個人はこの人種だと思います。
こちらも、表面処理は、半光沢でお願いします。

タブレット向けは高解像度ではありません。特にiPad3のパネルに比べると差を感じます。
これは、従来の解像度でよく、旧来のパネル比べて消費電力は低いため、長時間使用する目的のパネルかもしれません。そこまで、高精細を求めない人も居るでしょう。

この3製品はおそらく生産する製品の一部でしょう。
需要があり、今後も増え続ける市場なので参入してきたのでしょうけど、ちょっと遅すぎだと思います。

個人的にはPC向けのパネルに高品質なパネルがどんどん増えてきたので、うれしいのです。
問題はこれらパネルがどのくらいの価格で提供されるかでしょう。 ただ、バカみたいな低価格で販売して赤字とかはやめてもらいたいです。
利益が出て、安定した供給を目指してもらいたいです。

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